砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

環境改善が必要なオジサン。

そろそろDNAネタも終わりに近づけようと思います。奥様からも面白い話が良いとの要請もありますし、自分もよく分からない事を書いているとボロも出ますしね。


なんで先回エピジェネティクス(後成遺伝学)の話を持ってきたかと言いますと、私達の遺伝子情報(ゲノム)が、あたかも先天的な運命の様に変わらないものでは無く、私達の生き方、環境、努力によって変る後天的遺伝子情報(エピゲノム)を持っている事に希望を持ったからです。
この発見はバイオテクノロジーの分野で大きな発展が期待でき、ガンなどの難病の治療薬の発明に希望が持てます。
しかも病気まで行かない段階での問題解決の糸口がつかめます。
エピゲノム(後天的遺伝子情報)のブログから抜粋させていただきました。


私たちは、氷河期を祖先が経験していることで、エネルギーを蓄えることを最優先事項としておりました。
それはすべて生き残るためです。


しかし、現在は飽食の時代とまで言われるほどに食が溢れかえっています。
さらに、精製されたものも多く使われることで、私たちの祖先がつけたエピゲノムは、余った栄養を溜め込むようにします。


それが結果的には、肥満になりメタボリックシンドロームから糖尿病、脂質異常症となるのです。
また、女性が一生懸命ダイエットをしようとしてもリバウンドをすることがあるのも、私たちの祖先からのエピゲノムで、体にとって危険な状態が続けば体に溜め込むようにエピゲノムが働くのは当たり前のことなのです。


そして、妊娠中にあまり食事をしなかったり、栄養が不十分な状態になると子供は低体重児になる傾向が強いです。
その赤ちゃんは、お母さんから栄養を十分にいただけなかった分、生きているときには溜め込もうとするエピゲノムの影響が強く出るようになります。
その結果、子供の肥満や糖尿病になるケースも少なくないのです。



ガンなども先天的な遺伝子があるのではと近代では思われてきたが、現代は(エピゲノム)後天的遺伝子の変異の影響も疑われていいるようです。
これらを誘導してしまう原因が、血液中の有害化学物質、炎症性物質、血液中に残ってしまった糖分・脂質などで血液が汚れてしまう環境を作る生活習慣が原因なのかもしれません。その他にも、腸内環境やアレルギー疾患、潰瘍性大腸炎・クローン病のような炎症性疾患、パーキンソン病、子宮筋腫・子宮内膜症のような産婦人科系疾患にもエピゲノムは関与していると多くの研究がなされております。
と締めくくってますが、生活環境の改善が重要と言う事ですね。オジサンもメタボ、糖尿、高血圧などボーダーで抑えているが、何時ボーダーを超えるかヒヤヒヤしている。


先週の金曜日もニューヨークからボスが来られたので馴染みの居酒屋に行ったが、ついつい経費で落とせると思ったら食い過ぎて体調を崩し丸一日寝ていた。美味し物の誘惑に弱いオジサンであった。


いっぱい食べた物も次の日にはゲリとなり、奥様に話したら「お金がトイレに流れて行ったね。意志が弱いね~ホントにお金の無駄.。」と言われてしまった。


オジサンも食えなかった浪人および貧乏大学生時代の人生の氷河期を思い起こして血液の浄化に勤しもうと思う。
私達の後天的遺伝情報(エピゲノム)は私達の努力と生活環境の改善で良くなる可能性を持っているのだから希望ではないでしょうか。


まさにクリエイティブ ライフですな。今日も身体を気にして納豆を食べよう。

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