サイバーテロの恐怖
前のブログでラスベガスのカジノホテルがサイバーテロで大損害が出ている話しをした。
ニュースを見たら徐々に復旧されてはいるようだが、まだいくつかの後遺症が残っているようだ。
MGMグループはサイバー攻撃によってスロットマシン、ホテルのカードキー、支払いシステムまでストップしてしまったのでビジネスにならない。
ホテルがビジネスにならんとレストランもビジネスならず、私達の様な卸業者にも大きなダメージがある。
こうした組織のシステムをハッキングして機能を止めて「元通りにして欲しければ身代金を払え〜」という恐喝をランサムウェアと呼ぶそうだ。
セキュリティシステムのパスワードを、10分の偽電話でゲットしたというのだから怖い。
カジノ大手のシーザーズ グループは身代金の半分を払ってビジネスを続けたが、MGMグループは拒否したので回復に時間も掛かり多大な損害を出した。
どうやらロシア系のハッキング グループの攻撃のようだが、捕まえたと言うニュースは聞いていない。
顧客の個人情報も盗まれたので、彼らはホテル側に脆弱なサイバーセキュリティシステムであった事を訴訟する動きもあると言う。
そうなると泣きっ面に蜂である。
こうしたサイバー上の犯罪は、私ら頭の悪いものでは到底太刀打ち出来ません。
「まあ大きい会社じゃないからウチは大丈夫だと」思うかもしれませんが、こうしたハッカー達は難易度の低い個人や中小企業からトレーニングして行くと言う恐ろしい話も聞く。
そう言えば私の周りでもクレジットカードがハッキングされた話しを良く聞く。
ウチの息子は手紙から個人情盗まれるからシュレッダーにかけろとうるさいが、盗まれてからでは遅いので真面目にシュレッダーにかけるとしよう。
偽メールや電話でパスワードをゲットしたり、肩越しに入れてるパスワードを盗み見る奴、ゴミ箱から個人情報取る奴など危険が一杯の世の中だ。
クレジットカードはハッキングに恐れ、現金持って歩けば強盗に遭うかもしれないし、不安が多い毎日ですねぇ〜。