砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

いい加減文化の良さ。

日本から帰って来たら、キッチンのシンクが詰まって水が流れない。


留守番していた次男が友達呼んでワイワイやった時に, 何か詰まらせたんだろうと思ったが「No No No〜違う違う!」と激しく否定する。


しょうがないので時差ボケながら奥さん連れて,

近くのマーケットにパイプ掃除の道具を買いに行った。


レジでスパニッシュ系の姉ちゃんがガム噛みながら対応してくれた。

他のレジの店員もペチャクチャお喋りしながら働いている。

店を出る時は太めのオバさんが、壁に背もたれしながら「サンキュー」と言う。


この自由でいい加減な対応「あ〜アメリカに帰って来たんだな〜」実感しました。

店も客も対等という感覚がアメリカの良さかもしれません。


日本は実に丁寧な国ですね。

デパートのレジでは「ポイントカードござますか?」「駐車場お使いになられますか?」などと親切丁寧に聞いてくる。

初めはこの親切さが素晴らしいと思たのだが、その内にチョットしつこいかな〜。


やはり「お客様は神様です」的な感じでしょうか。(店員さんのストレスが溜まりそう)


お店の社員のマニュアル通りなんだろうけど、アンドロイド的な対応に感じてしまいました。


壁に背もたれしながらサンキューと微笑む、アメリカの小太りのオバさんのクシャとした笑顔の方が人間らしく感じたりして。


日本の町を歩くと皆さん控えめな服装が多いですね。

何となく目立たない格好が多く、変に目立つ格好をしていると変人ぽく見えてしまうのだろう。


人目を気にする同調文化だからだろうか。

派手な服着ていた私ら夫婦は奇人、変人、異邦人に見えたに違いない。


ロサンゼルスのスーパーマーケットで赤いミニスカートをはいたお婆さんがいても「それは個性」と認める自由さがアメリカにはありますね。


「退職したら日本に帰るの?」と時たま聞かれますが、やはりアメリカの方が「いい加減」な自分には合っているかなぁ〜と思ってます。


多民族国家なので同調文化より、個性を認める会う文化にしないと分裂してしまうので、基本的ルールを守る以外はいい加減です。


日本に27年、アメリカには既に38年なのでまさに異邦人です。

時たま帰国するのが良いですね。


 故郷は時たま帰って嬉しいもの

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