砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

グレート ジャーニー

人類は5万年前に壮大な旅を始め、世界に広がったと言う。

よりベターな生活を求め、野を越え山を越え、海を渡ったグレート ジャーニーだったわけだ。

苦難と試練を知恵と勇気で乗り越えながら世界に広がった人類、旅は人類を人類にならしめたと言う。



さて私と奥さんの今回の海を渡るグレート ジャーニーも、足りない知恵を絞りながらの旅でした。


電車のスケジュール、ホテル、食事など綿密な計画を立てました。

特に今回はJRパスが使える最後の旅なので頭使いました。



まあ、男の1人旅ならカプセルホテルで構わないですが、旅の成否は奥さんの満足度で決まるわけです。


色々と巡り色んな人と出逢えて良かったのですが、9月初旬と言う過酷な時期の旅は色々と大変です。


まずどのホテルを選ぶかは重要です。

奥さんは病弱なので駅から近いホテル、ベットはtwinのダブルで硬い事、朝食が充実しているかなどポイントが色々あります。

その他にも枕やバスルームの広さなどがありますが、何と言っても重要なのが値段です。



上記の条件で一泊七千円ぐらいとなると、中クラスの中レベルを探さなければなりません。

だからベットはいいけど枕がダメとか、朝食美味しいけど部屋が汚いとか何処か欠けて来るのもしょうがありませんよね。


ホテル側の立場に立てば人件費削ったりして、一生懸命やりくりしているのだから多少の事は問題にはしません。

パーフェクトを求めたら星野リゾートぐらいしかないでしょう。


まあ、今回も色んなホテルに泊まりましたが、思い出に残るのは北海道のホテルですね。



朝食が美味しかったです。


函館のホテルは朝市の目の前でしたので、朝食が朝市内のお店で自由に選べます。



魚屋の私としては旅行中まで魚市場かよ⁉︎ とは思いましたが、流石北海道!美味しかった。



特に良かったのは部屋の中に洗濯機がある事です。



夏の旅行は汗かくので洗濯が必要ですが、多くのホテルはランドリールームに行かなければなりません。


部屋にあれば大変便利ですね。


しかし、便利で浮かれて失敗する事もあります。

今回の北海道列車の旅で極めて重要なJRパスを服に入れたまま洗濯してしまいました。



もうボロボロなので駅のチケットマシーンに入れる事は出来ません。

トホホホホ


改札口に行く度に駅員さんに説明します。

「え〜と、すみませんJRパス洗濯して機械通せないので〜」と言うと「どうぞ〜」と通して下さいます。


あの感じからして、たぶん私が初めてと言うわけでは無いでしょうね。


しかし、その度事に背後から「バカだ〜」と奥さんが笑いながら囁く。


電車の時刻に間に合わないとスケジュール通りに行かなくなるので、どうしても旅を企画している私としては焦って早歩きになってしまうものです。



背後をゼイゼイとついて来る奥さんから適度な殺意を感じながらの旅でした。


「もう、弾丸ツアーはやめてくれ〜」とのこと。


なかなか夫婦でも旅行の趣味が違うので難しいものです。

5万年前の人類の旅も同じような感じだったかもしれませんね。


次回は帰国するなら春か秋にしようと思います。

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