「下取り」も出来ない車と身体かな。
中古の車のメンテナンスの後は、中古の身体のメンテナンス。
先回ドクターに前立腺癌のスペシャリストに行ってこい、と言われていたので「ヒェ〜」と思いながら診察に行って来た。
立派なビルでした。
ドアを開けてビックリ!
40〜50代の女性が診査待ちしている。
「前立腺って男だけじゃないんかい⁉︎」と思った。
よく見るとドアには「Utrogic Specalist 」と書いてある。
要は泌尿科専門医と言う事らしい。
そう言えば最近ワーキング レディの膀胱炎が増えていると聞いた事がある。
こうゆう場では「どちらが悪いんですか?」なんて無神経な声掛けはしては行けません。
待合室はただ「沈黙」です。
ラスベガスでドクターにかかるのはギャンブルと同じで、良いドクターに出会える確率は少ないと言う。
幸い担当のドクター フリードマンは名医と聞いていたが、80を超えていそうなかなりのお爺ちゃんだった。
人間80を超えると人生を達観しているのかもしれません。
「ワシントン大学出てから50年専門医やってるんだ。
年取れば血液検査で数値は上がっても75%は癌かも知れないが25%は大丈夫だよ。
私も実は数値は高いが、もう大きな孫もいるし余り気にしてないんだよ。」
とか世間話のようにぼのぼのと話す。
「ハッキリ知りたかったらバイオプシー検査やる〜?
君次第だよ〜」
とコレまた世間話の様に聞いてくる。
どう考えても75%って高くね⁉︎
「お金掛からないなら検査します」と答えた。
幸い65でメディケア(米国高齢者保険制度)に入ったのでお金はさほど掛からない。
日本から帰って来てからやってもらう事にした。
「お〜日本に行くのか!I love japan 」と爺ちゃんの話しは長くなる。
話しは適当に切りあげて帰って来たが、まあ車にしても身体にしても悪化する前にメインテナンスしとけば安く済む。
愛車のプリウスも21万マイルだと下取りも効きません、大切に乗り潰すしかないでしょう。
身体も65だと下取りは無理デスね。
残念!
まあ無理は出来ないのが中古です。
気を付けてドライブしましょう。