砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

日曜の朝のラクジュアリー コーヒー

日曜の朝の一杯のコーヒーは何とも幸せなひと時である。



同居人のアメリカンのSくんが、彼の部屋から出て来て見るなり「Oh what a luxury lifestyle!」と叫んだ。


「日曜の朝30分だけのラクジュアリー ライフだよ」と答える。


魚屋の朝は早く、常に戦闘状態。

中々朝のコーヒーをゆっくり飲むような暇はないです。


特に昨日の土曜日は大変でした。


朝の仕事を終えて家に帰ろうとすると、ホテルのお店からハマチが来てないと大苦情。


「いや、10枚のハマチは今日は在庫不足で9枚に減らして出しました」とテキストしたが

「何言ってるんだ1枚しか来てないぞ!」とお怒りだ。



よく確認したら、作業員が手書きで9と書いた数字を1と勘違いしたとわかった。

OH my God !


ラスベガスのレストランの中でもセレブが集まる人気店だ。

何とかせねばならない。


通常土曜日は朝で仕事を終えて、仕事モードからゆっくり自分の時間を楽しむのだが状況は一変する。


戦闘モードに戻り、従業員に指示を出して何とか数を集めると、自分で直接謝罪を兼ねて配達する。


更に今週末はシンコデマイオというメキシコ系のお祭りなので大渋滞。


悪いことに今日は5時からラスベガスで友人達の結婚式があるので焦る。


何とか配達を終え、アパートに戻りシャワーを浴びて正装に着替えて5時ギリギリに式場に到着。



古くからの友人達と数多く会う事が出来て、嬉しい時を過ごす事が出来ました。


中にはお互いを認識するのに数分かかる場合もあった。

「お前随分顔が変わったなぁ」などとはっきり言う奴もいる。

さすがドイツのオバさん。

相変わらず思った事をすぐ言う性格は変わってなかった。


「お前もだよ!」と言い返そうと思ったがやめといた。


彼女とは30年前にロサンジェルスの学生寮でかなりぶつかり合った記憶があるが、今では孫に恵まれて幸せなお婆ちゃんだ。


そんな昔の思い出を振り返り朝のコーヒーの一杯をラクジュアリーな時間として過ごしました。


30分だけだけど。

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