兄の見舞い
帰国前のLabor Day weekend を家族で過ごしている。
パスポートやグリーンカードを点検し、検疫手続事前登録も済ませた。
時間があるので「ブログ書かないの?」と奥さんに聞かれたが、どうもその気になれなかった。
先週までは兄の病に役に立つ物を見繕ってアレコレ思いを巡らし用意していたのだが、先日兄嫁から「かなりの悪化している」との様子を聞いてショックで落ち込んでいる。
思えばこのブログを始めたのもボケ防止という理由もあったが、兄との文通のような側面もあった。
20歳くらいから別々の生き方をして来た兄弟だが、還暦を迎えた辺りから父母や兄弟の事を強く感じるようになった。
子供たちも自立してホッと振り返る時が来たからだろうか。
海を越えて違う生活圏での日常をブログでただボヤいていたのだが、兄はよく見ていてくれたようでコメントを送ってくれた。
直接電話で話すよりブログを通しての会話のようで楽しかった。
昨年の母が他界した時もお互いの心情を伝え合う事が出来き、兄弟の絆を改めて深く感じる事が出来た。
癌が悪化してからも、ほんのひと月ぐらいまでブログにコメントを送ってくれていたので、まさかそこまで悪いとは気付く事が出来ませんでした。
このコロナパンデミックが起こる3年前までは毎年帰国していたのだが、この3年で本当に多くの事が起こった気がする。
荷物の用意をしながら昔よく兄弟で遊んでいた色々を繰り返し思い出していた。
農家だったので兄弟で茶摘みなどの農作業を手伝いによく行ったものだ。
3年ぶりに兄を見舞う訳であるが、ニューヨークにいる息子夫婦にも祈ってあげて欲しいと電話した。
そんな訳で暫くブログはチョットお休みするかもしれませんです。