砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

全てはトシのせいか⁉︎

やはり砂漠の街ラスベガスは暑い。


先週末にロサンゼルスにいたが、涼しく感じた程だ。

海沿いの街に行けば心地よい風も吹く。


ロスに帰る時には幾つかの用事があるのだが、今回の最大の理由は奥さんのブースターショット(3回目のコロナワクチン接種)だ。


本人はブースターには抵抗があったが、日本帰国の為に必要と言う理由で打ちに行った。


実は前日に日本入国にワクチン接種の有無は問われなくなったのだが、旅行会社に聞いてみると感染の拡大状況によって方針は何時でも変わると言われ接種しておく事にした。


金曜日にワクチン接種したので、次の日は調子が悪くなるかもしれないし、一人暮らしなのでケアーの必要があると思い帰ったわけだ。


ところがドッコイ全然ピンピンして元気である。

かえって調子が良くなったとも言う。


「わたしゃワクチンで、腑抜けた身体に喝を入れてもらってシャキーンとして良かったかも⁉︎」と意味不明な事も言っている。


僕が「若い人はワクチンに抵抗力が働いて副作用があるけど、年寄りは返って副作用が少ない見たいよ」と一般論を述べると、

「ナンチュウ事を!ファイザーだから副作用が少ないのよ!」と反論。


まぁ、無事に済んで何よりです。


さて今日は僕の方にチャレンジがあった。

歯医者で歯を抜かなければならない。



先回歯医者に行った時に「奥歯がもうダメです、抜いてブリッジにするかインプラントにするしかない」と言われた。


金額を聞くと500ドルの違い。

どちらが長持ちするかを聞いてインプラントにした。


ともあれ歯を抜かなければならない。

その痛さと苦痛は身体が記憶している。


「血も出るだろうな〜」と思い、午後の仕事はキャンセルした。

お客様も食品を説明するのに、血を流しながらはイヤであろう。(血も滴る良い男)


麻酔が打たれ、ドクターのペンチの様な器具が歯をつかむ。

かなりのバトルが始まるかと思いきや、ミシミシと言うにぶい音と共に歯は抜けてしまった。


ものの3分だ。


根幹治療は終えていた歯なのでモロかった。

血さえ出ない。


何か拍子抜けだった。


あたかも枯木が大地から引き抜かれる、哀れな情景が目に浮かんだ。


治療前に奥さんに電話して「今日は血だらけで電話出れないかもしれないぞ」と言っておいたのだが、そんな心配も無かった。


電話して状況を話すと「まあ良かったじゃない。年だからしょうがないよ」と言われた。


今日は歯に優しく蕎麦でも食べる事にしよう。


今まで身体の一部だったモノとの別れは、何か寂しいものがあります。

「抜けたはを屋根に投げると....」と言う言い伝えは乳歯だけだろうか⁉︎ (ジジイの歯はダメか😰)


残りの歯を大切にしよう。

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