砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

デマ故にウグイスパンが食べれません。

次にロスに帰るのは一ヵ月後になるので、スペアリブを焼いて見た。



ガリ勉の次男に「どうも食が細いからスペアリブを食べさせてあげたい」と言う奥さんの思いつきに付き合う事となった。


作り方知っているのか尋ねると、知らないと言う。


早速YouTube で検索。

色んなこだわりの作り方がある、切ったスペアリブにお酒を染み込ませて下準備。



「肉がホロリと柔らかくなる焼き方」と言う事で一回蒸してから焼くメソッドを採用した。


若者は硬めの肉を好むが、私ら老人は柔らかくないと食べれません。


初めてにしては中々の出来で、次男はケモノの様にむさぼり食べた。



2時間かけて作っても食べるのは一瞬である。


こうした料理関係のYouTube は大変役に立つ。


料理のみならず車の修理や機械の修理方法など実理的内容は勉強になり、有り難い。


しかし、YouTube の中にもコレはどうかなぁ〜というデマには頭を傾げる時もある。


先回の米国大統領選のヒートアップから出て来る行き過ぎたデマ。


コロナ パンデミック中にもワクチンも含めデマと思える内容が目立った。


ロシアのウクライナ侵略にもデマは撒き散らされる。

戦争は情報戦を含めたハイブリッド戦だからしょうがないのだろうが。


料理方法は実際にやってみて美味しく出来たか否かで、そのメソッドの価値を評価出来る。

しかし世情の事柄は結果が出るまで時間が掛かるので評価は難しい。


論争好きな二人の息子達と話をしても、何処から聞いてきた情報かと聞けばYouTube などのソーシャルメディアが多い。


アメリカの世情の事なので、真実かデマかは僕には判断出来ないが、根拠のない憶測が混じっている場合が多い。


根拠の曖昧な無責任なデマは迷惑である。


じつは僕は小学生の頃の、あるデマ故にウグイスパンを食べれない。


友達からだったと思うが「お前知ってるか、ウグイスパンはウグイスのフンが入っているんだぜ」と聞かされた。

そんな事は有り得ないと分かっているが60年近くたった今でも、僕はあのデマ故にウグイスパンを食べれません。


何か小学生の時に感じた、ウグイスパンへのゲーと言う衝撃が抜けて無いのだ。


日曜日にウグイスパンを食べている奥さんに、この話しをしたら「なんじゃいそりゃ〜」と笑われたが、デマは根拠無い固定観念を生み出す危険の例としてウグイスパンを使ったまでであります。


何の情報もスペアリブの様に、満足できるものであって欲しいものだ。

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