砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

昭和ノスタルジア

僕が懐かしいと思う時代は青少年期であるので約40年間程前になる。


それはちょうど「昭和」と言う時代でした。


この昭和と言う時代はレトロ、ノスタルジアなどの言葉と合体してブームになった。


僕の世代は正に個人的記憶からの「懐かしい昭和」だが、その時代を経験してない若者にもブームになっていると言う。


4Gでも5GでもないNo Gの時代、携帯もインターネットも無い世界など現代人の想像もつかない時代だ。

それが世代を超えて社会的記憶となって懐かしく感じると言うのだから面白い。

何故だろう。


やはりブームの火付けとなったのは映画「ALWAYS  三丁目の夕日」だろうか。



色々問題もあったけど、高度成長期、将来の希望を持ち夢を託せた時代へのノスタルジーだろうか。


確かに今の社会に閉塞感を感じる若者が、昭和の伸びのびとした時代に憧れるのかもしれない。


あの時代に街でよく見かけたダイハツ ミゼットは、当時の日本が小さいながらも世界を相手に頑張る姿を象徴するようで可愛い車でした。


実は僕の部屋にも小さな模型があります。



お台場一丁目商店街にもミゼットが置いてましたよね。



さて、この昭和の情景はレトロな街並みや物にだけに魅力があるのではなかったと思う。


確かに、あの時代の社会、家庭にも何か惹きつけてやまないものがある。


先回のブログの「サライの空」ではないが、ふる里や家族の情景が今よりもっと魅力的だったのではないだろうか。


人気漫画の「サザエさん」や駿河っ子の気質を世に知らしめた「ちびまる子ちゃん」にしても三世代がチャブ台囲んで飯を食う家族の暖かい団欒があった。



こっちは四角いチャブ台。


この「家族の暖かい団欒」が今も人の心を惹きつける、大きな魅力だったのではなかろうか。


現代社会では、なかなか手に入らなくなってしまった物なのかもしれませんね。


しかし、昭和を知らない完璧アメリカンの我が息子達も「ちびまる子ちゃん」を見て、この昭和の家族の情景に何とも言えない安らぎを感じると言う。


コレが「懐かしい昭和 (昭和ノスタルジア)」が愛される本質的理由なのかもしれませんね。


子供達の心のふる里となる「家族の団欒」を、次世代にも経験させ相続させてあげるのも私達の世代の責任ですね。

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