砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

迷惑なオブジェ

ちょっと前にユタ州の砂漠で正体不明のオブジェが見つかった。


かの有名なSF映画「2001年宇宙の旅」に登場する「モノリス」みたいだと話題になった。


しかし発見されてほどなく「モノリス」は突然消えたと言う。

ますます謎が謎を呼んでいる。


さて困った事にロサンゼルスの我が家の前にも迷惑なオブジェが突然出現した。


先週ラスベガスから帰ったら2つのToilet bowls (便器)が置かれているのである。


多分タウンハウスの誰かが便器を交換したのだろうと思っていたのだが、奥様によるといっこうに回収されない。


便器を新しく変えたら市役所に連絡して古い物は回収してもらわなければならないはずである。


オジサンも頭にきてタウンハウスの住人にE-mail で「who’s toilet bowls ?」と聞いたが反応が無い。


それどころか2、3日して朝見たら、もう一つ増えて3つの便器が並んでいる。


愕然地帯!「My sweet Home」の前にコレは無いではないか!

美術オブジェならともかく便器はイカン!


今日も奥様の友人が家に立ち寄った時、この綺麗に並べられた便器を見て唖然としたと言う。


彼女は好奇心から中を覗いてみたと言う。

するとコンモリと犬のフンが入っていたそうだ。(時に好奇心は見てはいけない物を見てしまいます)

犬が便器を使ったとは思えない、飼い主のモラルの問題である。

しかし「そこにトイレがあるから使った!」と言われると微妙である。


会社の人間に聞いてみると無責任な修理屋が便器を交換した後、片付け無いで路上に放置する事はあると言う。


3週間後にニューヨークから息子の友人が来るので、その前には解決しないといけない。

「お前の家はクリスマスに不思議なオブジェを飾るんだな〜。」なんて言われたら困るではないか。


奥様もポツリと「この街の新しい観光名所になってしまうかも」と変な事を言い出した。


あのユタ州の「モノリス」の様に何処かに消えてくれないだろうか。


まあ便器が増え続ける前に市役所に何とかしてもらわないとイカン。

「もう!自分の便器ぐらい自分で片付けやがれ!」

きっとトイレの神様が罰を与えるであろう。

このコロナ禍で考える事が多い時に実に迷惑な事である。

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