三歩下がって死の影を踏まず。
日本鮮魚をロスからベガスにフォーワードしてくれている業社さんとの話しである。
日系人の彼がドクターオフィスに行ったら「君は過去6カ月日本から来た人間とあったか?」とドクターに聞かれたので「そりゃあるよ!日本からの業社と会う仕事だから!」と答えると。
「ここでは君を診察出来ないから返ってくれ」と拒絶されたと言う。
オジサンも昨年11月に日本に帰省したのでまだ6ヵ月たって無いぞ!
武漢から帰ってきたわけで無いのに、こんな理不尽な扱いを受けるとは......。
日本ではトイレットペーパーが買い占められていると言う。
日本人だな〜と対岸の火事の様に思っていたら、近くのコスコでもトイレットペーパーと水の買い占めが行われていた。
コロナとトイレットペーパーの関連性が分からない。
カリフォルニアでも感染者が増え、知事が非常事態宣言を出した。
オジサン達オリエンタルがゲホゲホ咳をしたら、物の怪を見る様な目で振り向かれる。
困った事になったものだ。
ワシントンD.C.でコロナの死者が11人出たと言う事で、今週になってがらアメリカも対岸の火事では無くなってしまった。
死者が日本人と同じぐらいと言うことは、実はアメリカはざっと1000人越しのコロナ感染者がいるかもしれない。
おかげでベガスのホテルもレストランも今週に入ってからド暇となってしまったので。
まるで死の影を踏まぬように歩いている様だ。
しかし、我が社のボスは大変ポジティブな思考の持ち主で
「27度でウイルスは消えて行くと言う。アメリカの中でベガスとアリゾナはもうすぐ気温が27 度を超えるのでコロナは入ってこないぞ!」
「ピンチはチャンスだ!」
「コロナを焼き殺す灼熱のベガスにようこそ!」
『ノーコロナ シティ ラスベガス!』のキャンペインをはって観光客を増やそう」と言うのだ。
それで人が来るかどうかははなはだ疑問だが、気温が上がれば消滅するのなら温暖化を望む日々である。
グレタさんゴメンなさい!