砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

遠方より友来たる、また楽しからずや。

太平洋を越えて帰国してまいりました。


昨日は雨の中、なんとか妻の実家の茨城の常陸大宮に着いたが、夜に那珂川の堤防決壊で避難警報が出た。「ココは高台だから水はまず来ね〜」と婆ちゃんが言う。


しかし今度は竜巻警報も出る始末。竜巻は高台の方が危ない。

何ともいやはや波乱の帰国の始まりとなりました。


今日は打って変わって久しぶりの晴天となり、大学生時代の旧友と36年ぶりに東京で会う事となった。


昨年偶然にも連絡が取れて今回の帰国時に会おうとわざわざ札幌から出て来てくれた。

日本橋のコレド室町で再開しお互いの36年間を語り会う事が出来ました。


彼が卒業後ドイツ留学してしまい、その後オジサンも渡米したので再会は奇跡に近い。

大学の後輩ではあるが同じ教会の学生寮で志を同じくした者との再会である。


論語の一節が頭に過ぎった


「子(し)曰(いわ)く、学びて時にこれを習う、亦(ま)た説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)有(あ)り遠方より来(きた)る、亦た楽しからずや。人知らずして慍(うら)みず、亦た君子ならずや。」

最後の一文は

「たとえこうした生き方を他人がわかってくれなくても、気にかけたりはしない。それこそ君子といえるのではあるまいか。」と訳すそうである。


お互い髪は白髪が目立ち、様々なオジサン病の危機を乗り越えて来た苦労、子育ての苦労などなどを話し合い六時間がアッと言う間に過ぎてしまった。



「あの頃の友を集めて同窓会をやろう」と話し合い、来年の再会を約束して別れた。


またそれも楽しからずや。

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