未来をクリエイト
今日、鮨屋の大将と話していたら、寿司職人を探していると言う。
ロサンゼルスもラスベガスも最低賃金がかなり上がるので、賃金の高いお店に取られてしまい職人さん確保も頭の痛い問題だ。
それに誰でもすぐに寿司を握れるようになるわけでもない。
大将は投げやりぎみに「AI 寿司ロボットを使うか!」と言う。
すきやばし次郎さんの職人技を完全コピーしたネコ型でも人型でも良いが、そんなロボットが誕生すれば大将の悩みは一発で解決する。
「実際 最近の寿司ロボットは手ブレ防止機能があるみたいぞ!」と大将も乗る気だ。
そんな馬鹿な!と思っても、最近の技術革新の進み具合を見ていると本当に可能かもしれないと思ってしまう。
20年前にオジサンがスマートフオンを使う事になるなど想像もして無かったし、テスラーのような電気自動運転カーが町を走るなど思いも付かなかった。
しかし、時代の先を見るエンジニア達には見える未来があるのだろう。
昨年の1月にオジサンの住むラスベガスで、毎年開催されるCES (米国最大の電子商品見本市)においてトヨタの豊田章男社長が新しいモビリティの在り方をプリゼンされた。
「私は、トヨタを、車会社を超え、人々のさまざまな移動を助ける会社、モビリティ・カンパニーへと変革することを決意しました」と語られた。
「トヨタは車屋をやめます。」と言うことだ。
ここで発表された新しいモビリティのコンセプト「e-Palette」には、みんなビックらこいた。
このビジネス コンセプトはライドシェアのみならず商品の配送、移動型店舗、ホテルまでと幅広い。
ある時は通勤・通学のためのライドシェア、さらには病院に行く高齢者のためのシャトル便、昼はランチの移動販売車、はたまた午後は商品の配送、夕方以降は再びライドシェアと一つのクルマで複数のモービリテーサービスを提供しちゃうのである。
まさにモビリティが「第2のリビング」ともいえる。
Opening video
もうこうなると車を所有する必要性が無いね。
あゝもうちょっと長生きして、e-paletteが町を行き交う時代も経験したいものである。
車の運転やメインテナンス、インシュランスなどに煩わされることもなく、煽り運転に脅えることもない。
さて、今回はお寿司屋さんを助ける寿司職人ロボットが必要なのだが、この目覚ましいAI化、ロボット化を見ていると、そう遠くない未来に可能だろうな~。
未来はだだ待っていれば訪れるのではなく、クリエイトして行くものなんですね。
未来をクリエイトしてくれるエンジニアさん達に感謝!