声の印象。
妻曰く「人の印象は声が9割」
多分、どこかのテレビか雑誌で見たのであろう。
調べてみたら、その本がよう売れているらしい。
う〜ん、確かチョット前に「人は見た目が9割」と言う本も売れていた様な.....。
どっちなんだろう〜...,,
確かに、声も重要である。
思い起こせば懐かしい人の思い出は懐かしい声と共に蘇る。
お世話になった学校の先生の顔はボヤ〜とした記憶だが、怒られた声、褒めらた声は印象深く残っている。
他界した父の印象も声と共に蘇る。
実はオジサンは自分の声に少々コンプレクスがある。
高校の頃、始めてテープレコーダーに録音された自分の声を聞いてガッカリしてしまった。
意外と同じような経験をした人は多いと聞く。
しかし、指紋と同じで声紋の周波数も中々変えられるものでは無いが、発声練習でだいぶ印象を向上させる事が出来るそうである。
声には声域、声色、韻律、ペース、ピッチ音量などがある。
それらを上手く鍛える事で印象が向上するそうだ。
歌もそうだがリズム感が無く、最初から最後まで同じ音程だと飽きてしまうわけだ。
心理学では、特定の条件下での実験結果から、人が受ける印象は視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%としている説がある。
9割とは行かなくても声は4割もの印象を有する様だ。
ただあくまで印象であって、いくら声が魅力的であっても、あまり話しに内容が無くてガッカリした経験もある。
声が美しい歌手でも、曲と共に心に響くような内容の歌詞が無いと名曲にはならないのだ。
「内容ある言葉を、印象的な声で伝える」
なかなか大変な事だが、憧れますね。
何も伝わらない事程悲しい事は無いので、60の手習いで声の勉強してみようかな。
人生最後まで勉強ですね。