砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

本鮪茶漬け。

近所のオジサンから何冊かの本を頂いたが、殆どが時代小説だったが、その中に魯山人の本があった。


パラパラ見ていたのだが、読めば読むほど頭にくる。
ラスベガスで簡単に手に入れられる食材では無いのだ。


それでも何か庶民でも食べれる物は無いものか探していると「お茶漬け」の章があった。
塩昆布、納豆、マグロ、鮭などの茶漬けの説明があった。
しかし、そんじょそこらにある塩昆布や鮭では無い事が事細かく説明してある。



そんな折、昨日なんと本鮪の返品を食らってしまった。大損だ!


長崎の養殖本鮪であるが、残念ながら血飛びが出てしまったのだ。
泣く泣く従業員で分けたのだが量が多い。


昨日は刺身で食べたのだが、残りは酒、醤油、みりんで漬けにしてある。
このぐらいの血飛は問題ない。かえって鉄分補給できます。


今日も、まだまだ残っているのでホイル焼きにしてみたが、フッと魯山人の「鮪茶漬け」の事を思い出した。


魯山人風は生のマグロであるが、オジサン風は漬け焼きしたマグロをほぐし、味付けは醤油と塩とアクセントに山葵少々、煎茶をかけて最後に海苔をパラパラ。


ご飯は玄米だが五分つきなので白米とさほど変わらない。


「マグロ食べ過ぎると水銀がどうこう」と言う人がいるので、サイドで玉ねぎのスライスに鰹節とポン酢を添えてみた。完璧である。


食べてみた。


「美味でございます〜。」


中トロ部分なので脂がじわ〜と出てくる。
漬けで味が染みているので焼いたマグロに出るパサパサ感も無い。
かえって焼いた方がコクと旨味が出て美味しいかと思います。


魯山人の「美食倶楽部」で出したら如何なる評価を受けただろうか?
器ごと投げ返されるかもしれないな。


北大路 魯山人はマンガ「美味しんぼ」の海原雄山のモデルである。


明日は客人が泊りに来るので、このオジサン風「本鮪漬け焼き茶漬け」の出来ばえを評価して貰おうと思う。


巷で漁師料理なる物が流行っているが、魚屋返品料理なる物が有っても良いではないか。


コレを商品化すれば、返品も怖くは無い。


会社の横に「返品レストラン美食倶楽部」でも開くのも面白いアイデアだ。
「本鮪茶漬け」はその主力商品になるかもしれない。


....でも、ヤッパ 返品はビジネスにはマイナスかな。


魯山人 鮪茶漬けに興味ある人はコチラのサイトで。

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