砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

顔認証システム

先週末は教会のイベントがあり、忙しかった。

MGM Grand Resort で行われ、かなりの人が集まった。



人種、宗教、宗派の壁を超えて 、理想と平和の為に手を取り合う事は次世代の為にも重要である。


全米から集まった人の中にも見知った顔が何人もいた。


何人か顔認証は出来るのだが、名前が中々出てこない。


30年前に1年ほど一緒にボランティア ワークをした黒人の女性を見つけた。
30年前と殆ど変わらぬ姿に驚いた。


「でも30年変わらないのはおかしい。彼女の娘か、妹か?
少なくとも52歳ぐらいのはずだが30歳にも見える。確か名前はリサだったかな?」


オジサンの脳内検索装置がグルグル回るがハッキリしない。


勘違いで気まずく恥ずかしい思いをする事より、オジサンの好奇心が勝った。


「HI! How are you doing ?」と声をかけてみると。
「Oh! How have you been?」と返って来た。
やっぱりリサだった。


実は彼女が歩いて近づいてくる前に、人違いでは無い事をオジサンは気付いた。
端正な顔立ちに似合わず、残念ながらかなりのガニ股歩きだったのである。

それが彼女の特徴の一つであった。

肝心の若さを保つ秘訣を聞くことも無く別れたが、まあ元気で何よりだ。


昔の知人友人と思いがけず出会えるのは嬉しい物である。
同時にオジサンの顔認証システムがかなり曖昧になっている事に驚きました。


会った途端にオジサンの眼鏡に相手の名前や情報が出てくるシステムがあったら良いのにと思った。
調べてみると実はもう完成品が出来ているそうである。


来年の東京オリンピックには警察や警備員が「顔認証システム付きメガネ」を装着して要注意人物を特定するというニュースを見た。


さらには中国ではウイグル自治区の反中国、反政府人物を特定し弾圧するツールとしてすでに使用しているそうだ。

物は使いようですね。

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