家族の絆
日曜日の朝は ミルクティーとクランベリーブレッドで軽くすませた。
紅茶は昨年帰郷した時に手に入れたものだ。
静岡丸子が日本紅茶の発祥地とは知らなかった。
昨日は甥の四十九日だった。
昨年の帰郷時の元気な姿が目に浮かぶ。
最近作った癒しのクラッシックのプレイリストを聴きながら彼を偲んだ。
バッヘルベルの「カノン」、バッハの「G線上のアリア」「主よ人の望みの喜びよ」などが癒しの曲として人気があるが、ピアノではショパンの「別れの曲」 リストの「愛の夢」「on the wings of song」などを入れている。
午後からは映画を観に行った。
アパートシェアをしているSさんが先回見て良かったと紹介してくれたのだ。
Shoplefter 「万引き家族」である。
色々な賞を取った作品ではあるが、日本の映画をアメリカの地方都市でやっているとは思わなかった。
そういえば、この映画館は昨年「この世界の片隅に」も上映していた。
映画の内容をここで書く必要は無いだろう。
受け取り方は人それぞれだろうが、映画の最後は涙が止まらなかった。
手に入れられそうで、手に入らない「家族の絆」、手の中にあっても気付かないのも「家族の絆」。
絆はフィジカルなもののみでは無く、愛情によって繋ぐものだ。
オジサンも単身赴任生活が長いので、少々不安になってしまうが、その絆は大切にしたいと思った。
(さっき奥様に電話したら「アブナイかも」と言われてしまったが.......)
祖父母や父との絆は、他界した後も結ばれている様に、家族の絆は時空を超えてあるものだとも思う。