ラスベガスF-1ショック
今週末ラスベガスはF-1グランプリで沸いている。
この地で初めてF-1開催だから無理はない。
相当な盛り上がりを期待してホテルも値段を吊り上げ、市もマジでレースコース建設の為資金投入。
私ら業社としてもマジモードになってプロジェクトを組んだ。
予選、本戦の木,金、土曜日は朝2時起きての仕事モード。
仕入れも通常の1.5倍と勝負に出た。
このビジネスチャンスを逃す訳には行かないので、私も病み上がりなどと言っている場合では無い。
特注で大間の本マグロも仕入れたぜ!
が,しかし当日蓋を開けてみてビックリ!
全然忙しくならないのだ!
原因は幾つかある。
1つは既に2023年度の個人とチームのチャンピオンが決まってしまっているのだ。
世界の20ヶ所で行われたレースの通算結果、レッドブル チームのマックス. フェルスタッペンが圧倒的に強いのだ。
エンジンはHonda が提供している。
もう一つはホテルが早い段階で出した値段が高過ぎて、ホテル予約が75%しか埋まらないと言う異常事態となる。
突貫工事で作った観客席も最初は2000ドルだったが,埋まらないので最終的には800ドルまで下げたらしい。
最初の意気込みがだんだん萎んでしまったわけです。
さてこうなると、私ら業社にもしわ寄せが来る。
「いっぱい買うから仕入れよろしく〜」と言っていたシェフも「… … ⁉︎」
更には予選レース初日でマンホールのシールドが破損して蓋が外れてフェラーリがダメージし,レース中断で観客も一時返し夜中の2時に再開と言う大失態をおかす。
早速訴訟問題化している。
ヤレヤレだ。
正にF-1ショックで有る。
したがって我が社ではF-1の話は半分禁句になりつつ有る。
アメリカの先生や親は「Don't use F words !!」と言うが、F-1のFも同じで有る。
F -1のファイルは今夜行われますが,私にとってのF-1は既に終わりました。
後は在庫の戦後処理でございます。
さて私事ながら嬉しい事はあった。
2週間ぶりに健康的なウ◎チが出ました。
ERに担ぎ込まれるような下痢で、2週間気体と液体であったが,やっと元の健康状態に戻ったサインですね。
思わず,余りに愛おしくてジッと見て涙が出て来ま。
奥さんに電話で伝えると「出産おめでとうございます」と。
普通の事が普通に行われる事が幸せですね。
普通に感謝であります。