ラスベガスの景気は乱気流。
景気は「気」によって左右されますね。
中東が不安定になったりすると敏感に反応するのが、レジャーの町ラスベガス。
景気が上を向くか下を向くかの判断は難しい。
来週の初めには「SEMA」と呼ばれる車関連のコンベンションがあり、約21万人が見込まれる。
ファンシーカーやカスタム カーが集合する、車好きにはたまらないコンベンションだ。
「コレは勝負!」と当然ガッツリ商品を仕入れたが、何やら雲行きが怪しい。
人は来てきるのだが、今一つ盛り上がりが無い。
ちょっと気落ち気味になります。
調べてみると、どうやらカジノホテルの従業員達の労働組合がやっている、賃上げストライキが影響しているようだ。
こういう事があると景気も乱れる。
スト側の要求は2〜3ドルの賃上げなので、物価が高騰している状況下では十分理解出来る。
聞くところによれば経営陣トップから3番目の年収が約三千万ドル(約15億ドル)らしい。
彼らのプライベート ジェットの保管費の方が従業員の年収より高いという超格差社会。
「ちったぁ〜金回せや!」と怒るのも無理は有りません。
だが!この時は勘弁して欲しいなぁ〜
大きなコンベンション前にストやられると、困るのは私らみたいな末端業者です。
せっかくの良い景気の流れも乱れてしまいます
マグロやハマチの在庫がいっぱいあるんだよなぁ〜
一刻も早く景気が上がって物が動かないとヤバい!
一所懸命働く従業員あってのホテル経営です。
お互いが納得いく合意が、早くなされるように願うばかりです。