砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

春のデート 〜その1〜

4月に入り春うららかな日曜日、奥さんをデートに誘いました。


日本にいる友人達が見事な桜の花をLINE にアップしてくれるので、桜も含めて春の花々を見たくなったのです。


義理の母の葬儀で帰国してから早1カ月、この期間はロサンジェルスに帰って無かったので奥さんと会うのも1カ月ぶりです。


ロス近郊で春の花々を見に行くとなればHuntington  Art & Library だ。



全部周れば1日がかりだが、今回は3時間コースで周りました。


木漏れ日の小径を2人で散歩するのは楽しいものです。




まずは近代美術館から入る。



女性に上から見られると、なぜか「ごめんなさい」と萎縮するのは私だけでしょうか?


自分も絵を描く者なので色の置き方、筆のタッチに注目する。


アメリカの美術館なので初代大統領の絵などが多い。



著名な絵も有ります。


外に出ればイングリッシュ ガーデン。



そこに僅かながらも桜の木を発見。



桜だよね。

春ですなぁ〜。



その横には、何か桜に良く似た花の木があった。



木の下に名前が書いてある。

「Japanese flowering crabapple」


さてさて日本語名は..と検索したが中々分からない。。


実はこの花の木は原産は日本ながらも、現在は日本にはない木なのだ。


和名は「カイドウズミ」、聞きなれないでしょう。


実は江戸時代末期に、オランダ医 シーボルトが日本からヨーロッパに持ち込んでから広まったらしい。


何故か日本には現存しない日本由来の花を、アメリカで愛でるとは不思議な気持ちだ。


「日本の花の美しいクラブりんご」と言う意味で「Japanese Flowering Crabapple」と名付けられている。


元々日本生まれながら異国の地で立派に花を咲かせる姿に、同じ境遇だなぁ〜と親近感と力を頂きました。



次はJapanese Garden に「ハルウララ」は続きます。

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