ネコのオモチャ。
ニューヨークにいる息子に送った荷物が届いたと連絡があった。
急ぎではなかったので一番遅いトレイン便で送ったら1週間程かかった。
専門書や靴なども諸々をラスベガスから送った。
「明日送るから」と奥さんに電話すると、息子の好きなお菓子を入れてやってくれと言う。
ニューヨークにも日系ストアーがいっぱいあるだろうが、「何かをしてあげたい」と言う母親の気持ちはよくわかる。
20で故郷を離れた僕だが、母はこまめに荷物を届けてくれたものだ。
東京に居た時もアメリカに来てからもよく送ってくれた。
今思えば宝箱の様に母の愛情を感じたものだ。
静岡のお茶からお菓子にタオル、救心丸などの薬など様々。
そんな事を思い出しながら、僕も何か気の利いた物を入れようと頭を捻ってみた、
まずドライ納豆なる物を見つけた、
アメリカンの嫁さんの前では納豆を食べれないが、これならセーフだろう。
そして息子夫婦の愛猫モモの為にオモチャを送った。
荷物が着いて一番喜ばれたのは、この魚のオモチャだった様でわざわざ写真を送ってきた。
実は早く猫では無くって、もっと愛らしい子の写真が来ることを待ち望んでいるのだがね。