レター
この年末年始で気づいたことがある。
クリスマスでも年賀でもレターやカードが極端に減った事だ。
個人的なクリスマス カードはオジサンは人気が無いので致し方ないが、業者からのクリスマスカードもかなり減った。
付き合いが無くなった訳では無いがE-MAILやテキスト、LINEなどでの御挨拶に取って代わられたようだ。
今では話す動画、音楽と共に送れるテキストもあるのでなるほど便利である。
かく申すオジサンもレターを一枚も書くことなく、もっぱらテキストで済ましてしまった。
しかしながら以前は壁一面に貼っていた色とりどりのクリスマス カードが4-5枚になってしまうとチョット寂しいものもある。
イッパイあった時はさほど目を通さなかったが、4-5枚になると何とも愛らしくなって読んでしまう。自筆ならなおさらだ。
年末年始意外は思いの込めたレターなどまずは来ない、請求書と勧誘のジャンク レターだけだ。あまり嬉しくないものばかりである。
半分以上はシュレダーにかけるか捨てている。全く紙の無駄だ。
こうした時代になると、真心込めた手紙のやり取りが懐かしくなる。
オジサンもテキストが出る前までは悪戦苦闘して手紙を書いていた。何しろ字が下手なので時間が掛かった分だけ心は込められたかもしれない。封筒や紙を選んだりペンを選んだりするのも楽しい。
年末では無いが、先回日本に帰った時に思い掛けずも30年ぶりに旧友からギフトと手紙を頂いた。その手紙の字に友人の人柄が感じられて嬉しくも懐かしかった。
テキストではこうは行かないのではないだろうか。
今年は本棚に置物と化している3-4冊のボールペン習字の練習帳をもう一度始めてみようと思う。
アメリカも日本の年賀状の様に宝くじが当たるクリスマスカードなどを作れば、テキストよりレターを書く様になり郵便局の需要が増えるのではないだろうか。
明日はオジサンの最初のラブ レターのはなし
~つづく