砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

魚屋の勘

いよいよ来週からCESコンベンションが始まる。

世界最大の消費者向け先端技術電化商品のコンベンションである。

AI(人工知能)、AV(自動運転)、5G(第五世代通信技術) がキーになるようだ。

参加国も164カ国、至る所で日本の企業戦士を見る。


一般消費者向け商品なので、今年店頭に並ぶかも知れない最先端技術を見る事が出来る。


1週間に渡り17万人が参加予定なのでベガスのホテルのブッキングは満杯でレストランもコレに向けて準備している。

丁度コンベンションが始まる当日に日本から初荷の鮮魚が入って来るので、どの程度の量を仕入れるかが腕の見せ所である。

「備あれば憂い無し」と言われるが鮮魚の場合は「備過ぎて憂い有り」という場合もあり得る。


実は過去2年間大余りだったのだ。

去年の12月23日ぐらいから3週間分の予想を立てなければならないのでシンドイ。


「それこそAIに来客数と日本食を食べるパーセンテージ、ライバル社とのシェアの割合などのデータを入力して、数を出したら良いではないか」とシレという奴もいる。

コレだから素人は困る!


毎年度違うのだ。ただ数のデーターだけではダメなのだ。

事件は刑事の勘、漁は漁師の勘があるように「仕入れは魚屋の勘」が重要なのだ。


今のところ今年はなんとか上手く行きそうだ。

ハマチだけで今週は丸で300本ほど売れている。


最先端技術のコンベンションの食を支えるのは、極めてレトロなオジサンの勘である事を誰が知り得ようか。(...,日本食材に限ります)

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