砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

アニマルウエルフェア

アメリカではアニマルウエルフェア観点から、すでに8州でケージ卵の販売が禁止されました。


アニマルウエルフェアとは動物の健康的な環境で飼育する事を政府が義務付けているのです。


鶏をバタリーケージ(籠)の中だけで飼育した卵は販売出来ないので、当然高くなりますよね。



まあ鶏が健康的に育ってくれた方が良いに決まってますが、卵が高騰すると庶民の生活にはチョット頭が痛い。

我が社で扱う卵にもケージフリーと書いてます。



日本の卵は90%以上が身動きが取れないバタリーケイジで育てられているが、欧米では禁止の方向に向かっているそうである。

養鶏場も頭の痛い事で、鶏に遊べるスペースを作るのはお金がかかる。


しかし日本の農林水産庁も欧米に倣い、このアニマルウエルフェアを進めているようです。


でもアメリカで生活して不思議に思うのはこんなのに鶏の環境を良くする努力をしているのに、アメリカの卵はサルモレラ菌が付着している可能性が高いので生では食べない。

日本人が生卵を食べる姿を見て驚くそうだ。

衛生基準の違いだろうか。(こっちも改善すべきだと思う)



さて、今日は更に驚くべきニュースを耳にした。

ケージフリーでない豚肉は売ってはいけないとカリフォルニアの最高裁が決定したそうです。





え〜!これは畜産農家は大変だ。

豚がケージから出て自由に遊べる空間を作ってあげなければならないわけだ。


豚肉の値段も上がるぞ〜。


悲鳴をあげるのは家畜だけではなく、我々庶民なのかもしれません。


最終的には食べられる豚ちゃんにしてみれば「じゃあ食べるなよ!」言うかもしれません。


アメリカは動物愛護団体系NPOの力が異常に大きいからなぁ〜、


日本の親戚が養鶏場をやっていたが、土地が狭い日本ではこうした欧米の動きは大変だろうなと思う。


「もっと大切にしなければならないものが有るんじゃないか?」と思ってしまう。

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