砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

High Roller(ハイ ローラー)

ベガスのホテルの中のレストランは, かなり値段が高いと言われる。
中には味噌汁1杯が18ドル(1800円)とか、ハンバーガにワインが付いて500ドル(5万円)という凄い物もある。その味噌汁に特別な物が入っている訳では無い、豆腐とナメコだ。なんでそんなに高いかと言うと理由がある。


ベガスのホテルは部屋を提供する事で儲けが出る訳では無い。
普通ホテルは部屋と食事を提供するビジネスだが、ここベガスでは如何にギャンブルでお金を落として貰うかが重要だ。
High Rollerと言うのは「ギャンブルで大金を賭ける人」を意味するが、このHigh Rollerを如何にゲットするかが問題となる。セールス担当は彼らにお誘いの連絡を取り、何とか来てもらう為に色々なサービスを行う。
オジサンが懇意にして頂いているロスのあるレストラン チェーンのオーナーはギャンブル好きで有名だ。ベガスのホテルとしては自分の所でお金を使って欲しいから、羽振りが良かった時はホテル側がプライベイトジェット機を出して数人の美女と一緒にお迎えに来たそうだ。
今でもホテルのNEW YEARデナーショーなどは無料招待でお誘いがあり、オジサン達も何度か連れて行って頂いた。
こうしたHigh Rollerは賭ける金額が10万ドル、20万ドルとケタが違う。ほとんどの場合はお金を失ってゆくのだが、失っただけでは「またベガスに来たい!」と思っていもらえない。そこでホテル コンプサービスとして、500ドル位のホテル内レストランの食事無料券を渡すのだ。
コンプはその日だけしか使えないので使い切る為に、お店で一番高い物をめちゃくちゃオーダーする。和牛や大トロなどの高級食材がドンドン出て行くわけだ。
これがホテルのレストランが高いメニューを置かなければならない理由である。
場合によればホテル費さえも無料にしてくれることもある。キャンブルでお金を落としてくれるから全然問題は無いのである。かえって無料でも出来るだけ長くいてもらいたいわけだ。


しかし、本人は良くても奥様にギャンブルでお金を失った事がバレれば「二度とベガスに行くんじゃないわよ!」となるので「これは奥様にお渡しください」と高級ジュアリーを渡すそうだ。20万ドル失って1万ドルぐらいの宝石を渡すわけだ。『いい~仕事だな~』
何の仕事もアフターケアが必要ですね。
サスティナブル(持続可能な) ギャンブル ビジネスを考えているわけです。


しかし、こうした懲りないギャンブラー達は、その貰ったジュアリー(宝石)を質屋に持って行って現金に換え、もうひと勝負しに行くそうである。こりないね~。
だから、ラスベガスの裏通りはPawnshop(質屋)がいっぱいある。



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