砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

オポッサムの死

今日はベガスからロスに帰るのでブログを休もうと思ったが、徒然なるままに書き始めてしまった。


鴨長明が方丈記に
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
と記しているが、確かに流れる時の中で起こる様々な出来事は決して同じものは無いものだ、その一つ一つを記憶するのは不可能だが、こうしてダラダラとブログに書き記すのも面白い。


ベガスの町を出ると、すぐにカルフォルニアの州境に入り、大きな峠を越えて行かなければならないので、根性の無い車はエンストしてしまう。
オジサンのプリウスも中古車なので青息吐息ではあるがヨタヨタ峠を越えて行く。
峠の坂を登り切ろうとした時、向こうにモウモウと煙がのぼっている。


山火事かなと思いながらも近くに寄ると、ナント!車が燃えていた。しかもバスだ。

オジサンが、ヘルプする事は無さそうなのでそのまま立ち去ったが、なんでバスがここまで燃えるのか想像できない。

前方から燃えたようだが、乗客はいなかったのだろうか?見たところ観光バスのようだがドライバーはさぞかし驚いたことだろう。
オーバーヒートを甘く見ると大変な事になる。これはヒートし過ぎだが。


こうした危険なハイウエイをドライブして、やっとのことでMY SWEET HOMEに辿り着いたが、奥様が家の前で仁王立ちしている。愛するオジサンをWELCOMEかと思いきや、「玄関のあたりに異臭がする。チョット見て欲しい」と言われる。


確かに臭う。オジサンは戌年だから鼻はかなり良い。玄関の下の辺りをクンクンと犬の様に嗅いでいると床下に原因がある事を突き止めた。
何かの動物が死んでいる。始めはネコかと思ったが、スコップですくい出してみるとオポッサムだ。フクロネズミとも呼ばれるが実はネズミではなく有袋類でカンガルーやコアラの仲間だそうだ。


このまま放っておくとノミが発生してしまう。
奥様の目が「何とかしろ~」と言っている。
ヘイコラ穴を掘るがへとへとである。奥様が「こんな小さな穴を掘るのに大変なら、火曜サスペンスで人を埋める穴を一人で掘るのは無理だね」と変な事を言い出す。


7年前に埋めたハムスターのカンちゃんもこの庭に眠っている。このままでは小さな庭が動物の墓地になってしまう。


「こんなしょぼくれたオジサンの床下を選ぶより、隣の若い旦那がいる家の方が丁重に深い穴を掘って葬ってくれるのに」と思うオジサンであった。
本当に、久しく留まる事の無い人の世である。
寝る前に、奥様と息子達がマッサージをしてくれたので、少しは癒されたかな。

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