黒ニンニク夫人
アメリカもロックダウンの解除に向けて模索中である。
市民の不満も溜まってきたのであろう。
色んなところで解除を訴えるデモがあると言う。
デモと言ってもさほど過激な物には見えない。
やはりソーシャル デスタンスを守りながらのデモだからだろうか。
よろしく無い事であるが、まだデモで不満を発散するのはまだ陽である。
しかし日本で見られたSNS上でのイジメ的批判は陰湿である。
外出自粛はしても、心の自制は出来ないのだろうか。
まあギスギスした世の中だ。
コロナ禍に良心基準が侵されてゆくのが一番怖い。
ソーシャルメディアは便利だが、そのツールを使ってもっとポジティブで暖かく明るい言葉を増やして欲しいものである。
「元気にしてますか?」「もう少し頑張りましょう」と言う何気ない言葉の一つでも嬉しいものだ。
オジサンもビジネス上の付き合い程度と思っていた人から「元気?」と電話がかかって来たりすると妙に嬉しい。
利害関係や組織的では無く、批判的でも無い言葉こそこうした時に必要だ。
最近黒ニンニクを趣味で作ってくださる奥様の友人の夫人がいる。
趣味が高じてかなり良質な出来上がりである。
オジサンが灼熱のラスベガスに帰ると聞いて、かなりの量をわざわざ送り届けて下さった。
人の親切が身に染みる年頃である。
黒ニンニクは最近韓国系スーパーやコスコでも見るようになった。
「この黒ニンニクもダイソーに売っているほうじ茶のパックの様に,生産者の写真入りで売りに出したら」
と話しを持ちかけたがその気は無さそうだ。
残念だなぁ〜「黒ニンニク夫人」と商品名も考えて置いたのに。
さて、明日はこの写真入では無い「黒ニンニク夫人」をバックに入れてベガスに帰るとしよう。