砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

砂漠に咲く一輪の花

聖書の創世記には「人は一人でいるのは良くない」と書いてある。

先日一人暮らしの板前さんがお亡くなるになった。

72歳であった。


何人かは昔からお世話になった腕の良い板前さんだったので、我が社からも何人か参加させて頂いた。

心不全だったようだ。


アメリカは相続人が居ない孤独死の場合、家などの私有財産は政府に没収されてしまう。


引き取る人が無ければ遺体も市役所の方で処理されてしまう。

家族も身寄りも無いので葬式も無い。


哀れに思った友人達が何とかしてあげようと、お金を出し合い、市役所に掛け合って遺体を引き取る事にした。

30人ぐらいであったが、こじんまりと葬儀を執り行う事が出来た。


この友人達はゴルフ仲間達だった。


オジサンはこの話を葬儀に参加した社員から聞いて、人間関わり合いは重要だなとつくづく思った。


ゴルフでも麻雀でも良いから仕事や趣味の関わり合い、グループは必要だ。

一人で楽しむゲームオタクが孤独死してもこうはならない。


小さいながらも心のこもった葬儀とお別れ会が出来たと参加した社員達が言っていた。



ドライな砂漠の町に一輪の花をみたような気持ちであった。


趣味の友人は大切にしようね。

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