クリスマス プレゼント
物が溢れる時代のプレゼントは大変だ。
せっかくプレゼントするのだから喜ぶ物をあげたいものだ。
かといって予算の都合もあるので、手頃なプライスで納めたい。
先ほど奥様から電話があり、教会に行ったら友人から大根をプレゼントされたと言う。
自分の庭で採れた物を持ってきて下さったのだが「こうゆう素朴な物が一番嬉しい」と言っていた。
チョコレートやクッキーも有難いが、糖尿と高血圧のボーダーを彷徨える60代には難がある。
子供達が食べるので喜んで頂いているが、こちらからプレゼントする場合は考慮するようにしている。
奥様はそういった人用に、自分の好みのハンドソープをプレゼントとしていくつか買っていた。
困るのは身に付ける物で、頂いても全く趣味に合わないと押入れの中で眠ったままになってしまう。
余程相手の趣味や好みを理解してないと残念な結果になる。
香水や化粧品なども、やはり肌に付ける物はかぶれたりする危険があるので、それなりの物にした方が無難だ。
明らかに貰い物を回された形跡がある物もあるが、それはそれで喜んで頂く様にしているが、「コレ頂いた物だけど、そちらで食べられますか?」などど言ってくれた方が何となく有難い。
小市民であるオジサン達には物より気持ちが嬉しい物だ。
如何なる経緯でもプレゼントには贈る側、頂く側の心が重要だと思う。
友人に賞味期限が切れた物や、少し食べた形跡がある物をくれる変な奴がいるが、まあソレはソレでその人物の性格を物語っている。
「どうして少し食べてあるんだ?」と聞けば「お毒みしておきました。」と言うに違いない。
まあ、貴族では無いのだから、庶民同士のプレゼントは気軽な感じで良いのかもしれない。
農家なら手作り大根、魚屋なら真鯖と言った感じで身近にある物を感謝の心を込めて送るのがかえって喜ばれるものである。
今日は福岡の魚屋さんから御歳暮として送られて来た明太子をおかずに一人ご飯です。
有り難や、有り難や。