砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

今日は感謝祭

今日11月22日木曜日はThanksgiving (感謝祭)で休日だ。
今日からクリスマスを挟んでNew Year までをHolly seasonという。
木曜日に休みと言うのは中途半端でロスの家族も元に帰るわけにもいかず、朝からグタグタしている。


感謝祭は七面鳥デナーを囲み家族で祝う祝日だ。
信仰の自由を求めてプリマスに入植したプリグラムファーザーズが最初の収穫を神に感謝した事から始まるが、初代大統領のワシントンが宣言し、南北戦争で傷ついた国民の心を癒すためアブラハム リンカーンが連邦祝日と定めたそうだ。


この祝日の特徴は家族の絆を温めるものだ。
極めて宗教的家庭的な日なので午後は殆どのお店も閉まる。
いつもはギラギラしているラスベガスもこの日は木枯らしが吹く静かな日だった。


オジサンは午前中に買い物に行って一人感謝祭の準備をした。
単身赴任生活も8年目、慣れてはいるが少し寂しい物もある。
奥さんに電話したら「ホリーシーズンになっても家族で迎えられないので、ホリーシーズン ブルーだ。」という。
「で、どうするんだい今日は?」と聞くと
「友人の家でThanksgiving party に招かれたので、息子達と行ってくる」との事。
父不在の放浪家族を招いて下さる所があって感謝である。


オジサンは買ってきた甘さ抑え目のアップルパイと冷蔵庫の残り物をぶち込んだチキンスープで祝おうと思う。


今年も残り40日をきった。
暖かいチキンスープと少し甘酸っぱいアップパイを食べて疲れを癒し、今年あった色々な事に感謝してこの祝日を楽しもうと思う。


なんでも日本では最近ハロウィンをアメリカから輸入していると聞くが、この感謝祭のスタイルこそ輸入してみたらどうだろうか。
勤労感謝の祝日(GHQに変えられるまでは新嘗祭)があるのだから、家族全体が集まり絆を深め、収穫の恵みを天に感謝するスタイルの祝日にしたら良いのではなかろうか。


少なくともハロウィンよりは世の為になりそうだ。

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