砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

「愛する人のために」

日曜日に帰国の準備をした。


気合いを入れて始めたが、1時間ぐらいで呆気なく終わってしまった。
パスポートとグリーンカードさえ用意すれば気合い入れる程の事では無かったのだ。


まだ若い時は親から
「アメリカなんぞ異国の地に行って大丈夫なんかえ、将来食べて行けるのかい!?」
と心配されていたので、それなりの気合いを入れて帰国しなければならなかった。


しかし、還暦も超えたし子供達も大きくなったし、今さら肩の力を入れてカッコを付ける必要も無くタラ〜と帰国している。


更には日米間の旅行のストレスが少なくなった事も大きいかもしれない。
昔は旅行会社を探す所からだったが、今ではスマホから簡単にチケットを取れる。
パスポートを登録済みならスイスイだ。


アメリカに渡った33年前はもっと海を越える壁は高かった。
しかし、壁が高かったからこそおみやげを探すのも楽であった。


日米の流通がそれほどスムーズでは無かったので、日本では買えないアメリカのモノはある程度有った。
しかし今はアマゾンで何でも買えてしまうのでおみやげ選びは大変である。


友人に「日本では手に入り難くて、アメリカで手に入る人気のモノは何か?」と聞くと、「拳銃とマリファナ」と返ってきた。
それじゃ実家の玄関を開ける前に、留置所の檻のドアが開いてしまう。


「おみやげはいいから〜」とは言われても気持ちの問題である。


ましてや今回は母の八十八歳の米寿の祝いだ。
毎年、自分で油彩を描いておみやげ代わりに持って行ったが、今年はブログに時間を使ってしまったので描いてない。


ふと、昔みた日本生命のCM を思い出した。
谷川俊太郎氏の「愛する人の為に」のワン フレーズだ。


「愛情をお金であがなうことはできません。
けれどお金に、愛情を吹き込むことは出来ます....。」



日本生命 愛する人のために - 佐々木蔵之介 - 文・谷川俊太郎


オジサンも、もう少し愛情を吹き込むことが出来る何かを探して見ようと思う。


ちなみにオジサンがむかし見た日本生命の「愛する人のために」のCMは高校生の時だったから昭和の時代だ。
記憶が確かなら結婚式の映像だったと思ったが、レコードを探してみても見つからなかった。


ちなみにオジサンは日本生命のセールスマンではない。

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