砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

情熱的なスペイン人

今日は珍しいお客さんが来社した。
2人のスペインの魚屋さんだが新商品を紹介しに来られた。


スペインからは地中海の本マグロを仕入れているが、今回は新商品があると言う事で説明を聞いていた。
しかし新商品よりも2人の面白いスペイン人に興味を持った。


最初は「いらないな~」と思っていたが、面白い顔であの手この手で説明されている内に買ってしまった。
スペイン語訛りの英語は聞きやすい、発音が日本語に似ているのかもしれない。
オジサンが英語の発音の事を言える立場ではないが、フランス人と英語で話すとお互いに理解不能だったがスペイン人との会話は分かり易かった。


新商品の説明より情熱的に話す彼らの顔を見ながら、古のスペインの宣教師フランシスコ ザビエルを彷彿してしまった。
頭のてっぺんが禿げてる上に口の周りはヒゲがある。なんかザビエルの絵に似ていた。


スペイン人は情熱的と言われるが、ザビエルも彼の様に情熱的に宣教したのであろうか。


情熱的なトークにつられて、ついつい買ってしまった新商品はカナリア諸島で養殖されていると言う。
早速調べてみた。
スペインの近くかと思ったら、アフリカのモロッコと西サハラの先である。

 


非常に美しい島のようだ。
カナリアと言うので鳥のカナリアがいると思えば、ラテン語で「犬の島」を意味するようだ。
かつては日本のマグロ漁船団はここの港を遠洋漁業の基地としていたそうである。
日本の漁業は七つの海を股にかけているのです。


商談成立でザビエルさん(仮名)達は喜んで帰って行ったが、彼らを見送りながら「吉本に入って日本で漫才デビューすれば儲かるもにな~」と思ったオジサンでした。


何の商品かって⁉ それは企業秘密です。

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