砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

散歩道

健康のために身体をうごかす事は重要です。
しかし、60を超えてスポーツジムに通う気力は無い。


かつてはジムに入っていたが辞める事すでに三回、それぞれ違うジムではあるが辞める時に理由を聞かれるが、めんどくさいので「他の町に引っ越す」と言っている。
ウソです。


健康の為に良い事は分かっているのだが、魚屋なので朝の仕込みと、営業で1万歩ぐらい歩いているので十分かなと思っている。
あとはストレッチと木刀素振りぐらいしか体力的には無理かな。
おかげでお腹は出てこない。ライザップは不要です。


体の方はそれでオーケーだが、心の為にたまには緑の中を散歩するのが良い。
残念ながらラスベガスでは緑の中の散歩は望めないが、カリフォルニアに行けば先回ブログに書いたハンテントン ライブラリーのような素敵な散歩コースがある。


≪思索の小道≫

哲学者エーリヒ フロムは言う。


『愛の幸福な瞬間、そよ風の楽しさ、
明るい朝に散歩して新鮮な空気の香りをかぐこと。
こういったことが、人生の中にある全ての苦しみや努力ほどの価値が無いと、
誰が言えるだろうか?』


ネットで検索するとNHKドラマのセリフの一つにこんなのがあった。


『人生の目的が無い人、見失った人はどうするか?
散歩するんだ。
目標が見つかるまで、ゆっくりぶらぶら散歩を楽しむ。
まぁ僕なんかは、人生は一生散歩道だと思っているけどね。』


オジサンの人生の散歩道は後半に突入しているが、なるべく夏や冬の散歩道ではなく、
秋か春の散歩道でありたいものだ。


最近はどこもかしこも舗装道路になってしまっているので、土の上を歩くことに何とも言えない愛着を感じてしまう。
見つけるとわざわざその上を歩いてしまう。


実家は農家だったので、昔歩いた田んぼのあぜ道や、真ん中に草が生えている畑の農道などが懐かしい。
散歩道を選ぶなら命の息吹きを感じる道が良い。


竹藪からもれる日の光などを見ると日本人のDNAが目覚めてくる。


≪ハンテントン ライブラリー日本庭園の一部≫

最近はブログを書くのも散歩のような感覚でやっている。


人生の散歩道で見たもの、感じたもの、あるいはつまずいた事を徒然なるままに書くことも心の散歩道である。

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