砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

ストレスの2丁拳銃

血糖値も血圧もストレスが溜まると上がるという事実を実感したウイークでした。


1番の理由はセルラー2丁拳銃だ。


我が社を支えるエース セールスマンが日本にバケーションで行っているので、彼のセルラーを左ポケット、自分のセルラーを右ポケットに入れて対応している。


お客様からのオーダーの多くがセルラーに入るので休まる暇無し。(クレームも多い)


自分のセルラーだけでも奴隷化状態なのに、二つのセルラーの奴隷化ではストレス倍増。


まさにストレスの2丁拳銃だ。


食事は同じ様に気を付けているのに、血糖値は上がり気味であるのは、やはりストレスが血糖値を押し上げているのだ。


あと1週間はこの状態が続く。


さて、今週もう一つストレスとなったのが「JR パス」の事だ。



と言うのは日曜日に奥さんの友人が「JRパスは以前の様に簡単に取れなくなった。日本でリジェクトされる場合もある。来年は廃止になるかもしれない」と言って来たのだ。


え〜!ショック‼︎


9月の兄の一周忌で帰国する際に、北海道の友人達に会う計画をたてているのだが、その時JRパスを使う予定なのだ。


JRパスは海外の旅行者向けに格安で日本全国のJRの電車、バス、フェリーが乗り放題と「超美味しく、お得なパス」です。



しかし、超美味しいパスなだけに悪用する人が多い様で、新幹線のグリーン車は議員先生とJRパス利用者だったりすると聞いた。


何らかの問題があるので廃止が検討されているのだろう。


私なんざは日本の帰国も、残りの人生であと4回か5回と思っているし、いつも離れ離れの奥さんと良い思い出の旅の1つ2つしておきたいと思っている訳じゃございませんか。

JRパスが無くなると老後の計画丸崩れで困るなぁ〜。




ともあれ、

海外に10年以上滞在している証明を領事館から取らなければならないとか、グリーン カード(永住権)に10年以上の海外在住が証明されていればok とか情報があるが、明確なアンサーが欲しい。


外務省やロサンゼルス領事館のホーム ページを確認した上で、心配症の私はJTB の質問コーナーにメールして確認を取ってみた。


因みに私は1990年からアメリカにいる。

既に33年以上アメリカ生活と思うと感慨深い。

日本で過ごした年月よりアメリカ生活が長いわけです。


JTBさんは元々国営から民営化された会社なので、質問に対する回答が極めて分かりやすく明確でした。

(チャットGPTの文章のように明快)



疑問が一つ解けたのでストレスが一つ消えたかな。


さあ後1週間、エリート社員が帰って来るまで2丁拳銃で頑張るとしよう。

先週末の二大イベント

やっとラスベガスに帰って来て先週末を振り返る。


4日間の休みを頂いてマザーズ デイと次男の卒業式をして来ました。


何か忙しい週末でした。


マザーズ デイはモールに行って来ました。

高すぎず安過ぎず喜んでもらえるギフトを探すのは難しい。

運良くハンドソープに目を付けてくれて一安心。


スパニッシュ系が多いこのモールは、みんな血眼になってギフトを探している。

みんな、かあちゃんが怖いのだ.....大切なのだ。


さらに隣にあったマッサージ屋さんで日頃の疲れをとってもらう。



トドメは手巻き寿司。



魚屋としての腕の見せ所です。



奥さん大満足。

夜は映画を観に行きました。




さて次の日は次男の大学の卒業式。

アナハイムのエンジェルズ スタジアムで行われました。



スタジアムの中はエンジェルズの選手の写真があちらこちらにあるが、やっぱり大谷選手の前で写真を撮るのが人気ですね。



午後6時から始まるので終わるのは9時、チョットしんどい。


会場は広かった。



高校では漫画ばかり読んで勉強しなかったが、何とか州立大学を卒業してくれて親としては一安心。


日頃一緒に居なくても、一生に一度の卒業式にはしっかり出てあげないといけませんね。



無事2つのイベントを終えて、ラスベガスに帰ってまいりました。


ゼイゼイ。

悲しきギャンブル依存症

ギャンブル依存症は怖い。


今回の江戸川殺人容疑者の中学教諭もネット競馬などのギャンブルにハマっていたらしい。


私もギャンブルの町ラスベガスに長いので、ギャンブル依存症に陥った知人達の話しをよく聞く。



レストランで働く従業員が店のお金に手を出して、ギャンブルですったなどは日常茶飯事だ。


事故で怪我をして45万ドルの賠償金をもらい、治療に当てるはずがギャンブルに注ぎ込んで溶かしてしまったアホな友人。


新車を買う為にボスから現金を借りたのに、カーディーラーに行かないでカジノに向かってパーにした残念な奴。(今は新潟の田舎でオヤジの仕事手伝っていると聞いて一安心)


夜寝ようとしたら、とある店の従業員から電話が掛かって来て「相談がある」と言う。


「お店のお金に手を出してギャンブルに注ぎ込んでしまったんだけど、どうしたら良いと思いますか?」と言うのだ。

私に「どうしたらいいのか⁉︎」と言われても答えようも無い。

「オーナーに正直に話して謝れば、一回ぐらいだったら許してくれるんじゃなんの? 一緒に謝ってあげてもいいよ」とアドバイスしたが沈黙。


どうやら常習犯で、今回は流石にバレる金額に達してしまったらしい。

次の日に彼は街から消えていた。


気の良さそうな何時もニコニコ笑っている男だったが、そんな問題がある奴とは思いもよらなかった。


レストラン ビジネスは現金商売なので、誘惑が大きく魔が差す事が多いようだ。


ある従業員は夜中に店のお金を盗もうとして屋上から入ろうととしたが、天井が抜けて下半身が挟まり抜け出せなくなってしまった。


朝、出勤した他の従業員が世にも不思議な光景を目にしたのは言うまでも無い。


ドアを開けたら天井から人の下半身がぶら下がるっていて、情け無い呻き声が聞こえているのだから驚いたであろう。

しかもそれが知っている同僚であれば驚きも2倍だ。


さて、こうした悲しきギャンブル依存症の人達は、真面目に几帳面の人が多いと言う。


意外にも毎日真面目に仕事に行き、周囲の人から信頼され仕事も出来る。

しかし、人からの信頼や期待に応えようとする真面目な性格から、人に相談したりストレスを発散したりする事が出来ず、人知れずギャンブルに走ってしまうそうです。


私なんぞは「人生自体がギャンブル」と思っているので、そっちの方には走らないでのですがね。


そんなギャンブル依存症を作ってしまうカジノだが、彼らが溶かす金額などはたかが知れている。


全盛期のラスベガスの話を知り合いのシェフがしてくれた。

ホテルマネージャーがアラブ系の客と一緒にレストランに来て「彼はお得意様だから10万ドルまで何でも食べさせてやってくれ」とウインクして言ってきた。


10万ドルタダと言うことは、ホテルのカジノで3ミリオンほど溶かしたのだろう。


こうしたハイローラー(高額ギャンブラー)がいるから、砂漠の中でもビジネスが成り立っているわけですがね。

そんな懲りない奴らによって成り立つ街なのです。