砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

プチブル私

今回の帰国は今までとはチョト違う。

ANAからのメールでプリミアムエコノミーのアップグレードの企画が来たのだ。



抽選では無くビット(入札)なので1人上限5万円までのビットだ。

日本円でのビット(入札)なのでドル計算すればいくらか安くなる。


帰国だけでも出費が多いので迷ったが、人生で最後から何番目かの帰国だと思うと、たまには奥さんが喜び褒めてもらえる旅行にしたいものです。


3万5千円でビットしたらアップルグレード成功の知らせが来ました。

これが高すぎるか安いのかは経験しないとわかりませんね。


昨日はラスベガスを朝出ましてハイウェイ15を南下したが、渋滞が3箇所もあり焦りました。



ロスに着いてからの用事もあるのでサイドロードを探して行くが、知らない町に出てしまう。



Apple valley と言う小さな町で奇岩が多く、さっぱり方向が分からない。

通常はセルラーのGoogle Mapで道を確認出来るが、会社のセルラーなので社員に預けてしまった。

元のハイウェイに戻るには野生の感覚に頼るしか無く、予定よりかなりの時間をロスした。



トイレストップするスタバにもなかなか着かず、ちょとチビってしまった。


そんな事もあったので今日はラウンジで日頃のストレスを振り払うようにリラックス モードに切り替えた。


椅子から違いますね〜


軽食も飲み物も全てフリー。




シャワールームやビデオルームにパテオもある。

海外生活40年にして、労働者階級(プロレタリアート)が味合う初めてのアップグレード感。

これぞ格差社会か⁉︎




いよいよ搭乗時間となり、ビジネスクラスの個室の様な席を横目にプリミアム エコノミーの席に着く。

確かにエコノミーより幅広い。

178cmの私には有り難い。



通常プリミアム エコノミーは3000ドルはするが、半額以下で乗れたので大満足。

ちなみにビジネスは5000ドルぐらいかな。

(ファーストクラス、ビジネス クラスこれぞブルジョアジー)


しかし、周りの席を見るとガラガラ。



これならビット(入札)は100ドルでも十分に乗れたのかも知れませんね。


まあ奥さん喜んでいるからオッケーかな。

旅の用意の日曜日

いよいよ日本行きが迫って来ました。


今日、日曜日は旅行の準備だ。

旅の準備といっても航空券は4ヶ月前に買ってあるし、JRパスもオッケーだ。

オミアゲも買ったし、問題は服の用意だ。



ニュースによれば日本は猛暑と豪雨の繰り返しと聞く。

静岡もかなり暑いと言う。



夏はアロハで乗り切ろうと思ったが、雨の日にアロハは似合わない。(私の美意識としては)


飛行機の中も冷房効いているので、それなりに羽織る物が無いと冷えてしまいます。


兄の一周忌がメインなので、喪服だけでもスーツケースの幅をとるから後はなるべく減らしたい。

その後は北海道なので少しは涼しいかも知れません。


そんな訳で天気予報を睨みながら、機能性を考慮した服選びをしています。

最近では2週間の天気予報が見れますね。


クレゼットを開いて服を出しているのだが、要らない服やゴミが目立つので、いつの間にか断捨離と掃除のスイッチが入ってしまう。


その内に普段掃除してない所や、お風呂の掃除を念入りにやり出してドンドン時間が過ぎてゆく。


昔から期末テストの前にマンガや小説を読みたくなる悪い癖があるのだ。


そうこうしながらも夕方には準備を終えました。


ロスにいる奥さんに電話で「そっちは準備出来た?」と聞くと「出来たけど、このハラを引っこますのは間に合わなかった!」とボンポンと叩いている。


最初、何の事か分からなかったが「日本に帰る前にダイエットしておかなければ!」と航空券買った頃からボヤいていたのを思い出した。

あと3日ではハラは難しいだろうな....,,,。


月曜日は仕事で、火曜の朝の仕事を終えたらロスの家に帰り水曜日の朝にはLAX(ロサンゼルス国際空港)に向かう。




後は台風が来ない事を祈るばかりだ。

日本の安全な水産物と、高度な技術力を売込むチャンス

週末の仕事を終えてリラックスしていると、大ホテルのエクゼクテブ シェフから電話。


「シェフ仲間との会話で、福島第一原発の処理水放出に対して中国政府が日本の水産物輸入禁止処置を取ったけど、レストランとしてはお客様に説明出来る資料を出して欲しい」と言われた。


日本人のシェフだったら、すでにニュースで多くの情報が出ているのでさほど問題は無いが、彼らは日本人では無いのでイデオロギー的な偏見うんぬんでは無く、科学的に納得が行く説明が必要になります。


ましてや今年11月には世界中から大富豪が集まるF-1グランプリが行われるので当然の質問だ。



すぐに豊洲市場の出荷業社に連絡して「処理水の安全性、日本の水産物の安全」を英語で説明している資料を送ってもらった。


出元は外務省のホームページからですが、英語版があったので簡単にまとめて送りました。



自分の中では問題無いと思っていても、不安に思う人がいるなら丁重に説明する必要がありますね。



資料を送ってから電話は無かったので理解して頂けたと思うが、やはりしっかり勉強して把握しておかなければいかんかったなと反省。



しかし、核汚染水を放射能除去装置によって安全な処理水に変える日本の技術の高さには驚きです。

(多分世界最高度レベルと思います)




より高性能な多核種除去設備(ALPS)により国際的安全基準より低い処理水の数値化を実現された東芝、日立の技術力に感謝したい。



余談だか「放射能除去装置」と聞くと、どうしても「宇宙戦艦ヤマト」が浮かんでしまう。



ガミラスの遊星爆弾で放射能汚染された地球を救う為、ヤマトは放射能除去装置をゲットしに銀河の果てに旅立つのだ。

しかし、日立を先頭にオールジャパンの技術で、その装置を作っちゃたのだからデスラー総統もビックリだ!



話しが逸れました.....。



私が思うに「処理水」などと言う紛らしい言葉がマズイと思います。

英語のパンフレットにはPURIFIEDと書いてあるのだから「浄化水」と呼ぶべきだ。



「処理水飲んでます」は何か嫌だが「浄化水飲んでます」はアリだ。


「マイナンバーカード」では無く「社会保障証」と呼ぶべきと前回提案したが、日本政府もそろそろ私のアイデアに耳を傾けるべきだろう。



「中国が日本の水産物を拒否するなら、このラスベガスで美味しい日本の魚をもっと売って日本の水産業界を助けよう!」と決意しているのですからね。


微力ながら安全安心な日本の鮮魚と共に、福島放射能危機を乗り越えた日本の高度な技術力も一緒に説明して行きたいと思います。