砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

だらけた土曜の午後

今週は実に忙しかった。


世界的に有名なシェフが2人もベガスに来られイベントを行われる事となった。
築地と福岡から色んな食材を集めなければならなかったのだが、折しも日本はゴールデン ウイーク明けで、市場に鮮魚がまだ十分集まっておらずかなり高騰している。


ホテルのイベントなので変更が可能なわけでもなく頭を抱えたが、何とか希望の食材は揃える事が出来た。
金に糸目は付けないと言うので、高級食材の甘鯛、アカムツ、活けの車海老を始め、黒アワビや北海道ウニ、北海タコ足などかなりの量を仕入れた。


築地と福岡の支店に頑張ってもらい何とか揃える事が出来たが、日本とは時差があるので夜の無くLINEでやり取りするので気を休めれない週だった。


来週も、ある国の政府要人がかなりの人数でベガスに来るそうで特殊商材をかき集めなければならないが、VIPが来る時期はこうも重なる物なのだろうか?


エッと驚くような有名人やスターが普通にお店で寿司を食べているのもベガスの特性であろう。
今日は一段落着いたので、緊張の反動でダラケタ土曜の午後をゆったりと満喫している。
何をする訳でもなくグタグタ、ゴロゴロだ。


幸い天気が良いので庭のプール脇に椅子を出してボ~と青空を見ながらレモンティーを飲んでいた。

今日は比較的涼しいが、来週から35度(華氏95度)になるらしい、本格的な砂漠の夏が始まる、
今日はYが食事当番で夕食はメバチマグロの落ち身とサーモンと鯵の焼物だ。
朝の仕事が終わった後にマグロの骨についている身をスプーンでかいていたが、この夕食のオカズだったのか。
やはり60歳を超えると魚料理が嬉しい。魚屋でよかったな~と思える数少ない瞬間だ。



最後は静岡から持ってきたやぶきた茶で終わった。


お茶は渋めがいいね~。
「やっぱオジサンは日本人だね~」と思える土曜の午後だった。


びわと小鳥

朝を小鳥のさえずりと共に目を覚ますのは幸せな事だ。


オジサンは朝三時に起きて仕事を始めるので、ウイークデイの朝に小鳥のさえずりを聞くことは無い。魚屋とはつくづく因果な商売である。


ただ日曜日の朝だけは例外で、小鳥のさえずりをベットの中で聞く事が出来る。
先週末の日曜日はロスの家でゆっくりと朝を迎え、ベットの中で小鳥たちのチッチッチとさえずる声を聴きながら至福の時を送っていた。


「いや~カワイイ小鳥の歌声だね~」とオジサンが言うと。


「可愛くなんかないわよ!ほんとにもう~!」と奥様が怒っている。


「どうしたどうした?」と聞いてみた。


じつは家の前のびわが、今年も実を実らせたので、
「お~今年も良い出来ではないか⁉」と思いながら近寄って見ると、なんと反対側がキレイに小鳥に食われていたのである。


玄関から見ると完璧なびわの実なのだが、小鳥たちは奥様に気づかれないように反対側だけをガウガウと食べていたのである。


頭の良い鳥だ。ある面これは芸術的とも言える。


それゆえに奥様は小鳥がかわゆくないと言うわけだ。



まだ少しは実が残っているのかを聞いたら、
「今年は諦めた。鳥にあげるわ」と寛容な事をおしゃる。
しかし、鳥たちは「簡単に騙される人間はチョロイゼ~」と思っているかもしれない。


奥様の友人は車で30分ぐらいのパサデナの山の中に住んでいるが、同じようにびわの実が鳥害にあっているそうだ。
実の房に網をかけたそうだが,その網に鳥が足を引っかけて朝死んでいたと言う。
思わずヒッチコックの『鳥』を思い出したのか、網を外してびわの実は鳥に開放したそうだ。
空を飛んでいるモノと戦うのは難しい。何を考えているのか分からないとこも鳥の怖さだ。


このパサデナの山には鹿がいる。畑の作物を早朝食べに来るそうだ。時たま熊もいる。


地下からはモグラ、空からは鳥と作物を守る戦いが繰り広げられる野生の王国となっている。


びわは中国南西が原産地のようだ
日本には古代からびわが伝わっていたようだが、カリフォルニアには何時頃渡ってきたのかは定かではない。
オジサンの家があるモンテリーパークは古くから日系人が住んでいたエリアであったので、もしかしたら日系の移民が一緒に持ってきたのかもしれない。


最近はびわの実や葉っぱに効用があるそうで、そんな健康方が流行ったようだ


来年は小鳥たちに全て食べられることが無い様に、足りない頭を絞って対策を練ってみようと思う。



手荷物検査

先回の週末も飛行機を使ってLAに帰った。
次男がLong Beach Aieportの送り迎えをしてくれるので助かる。始めはウーバーを使おうかと思ったが、次男に小遣い代として幾らかあげた方がお互い助かる。
それでなくても話す機会が少ないので進路の事や、日常の出来事をドライビング中に聞くのも重要だ。


こうして飛行機を使うと今までの車で4時間半のドライビングがバカらしくなる。
本を読みながら着いてしまうのもありがたい。しいて難点を挙げるなら荷物の問題だ。


格安航空会社を使うので機内持ち込み荷物は1つだけ、オーバーするとかなり高くなる。
しかし、今回はガレージセールの戦利品である中山式快癒器などをベガスに持って来なればならなかった。


Long Beachの手荷物検査でオジサンはパスしたのだが、バックが出てこない。
「これはお前の手荷物か?」と聞かれ、係り員が中を調べる必要があると言う。
X線の検査機に得体のしれない物が映ったようだ。


取り出されたのは奥様が持たしてくれたオニギリと奈良漬、そして中山式快癒器だ。
このオニギリがアルミに包れていたので引っかかたようだ。


国籍不明(たぶん南米系と東南アジア)の2人の係り員が色々とバックの中を調べる。
女性の係り員がアルミのオニギリを押してみたり、手の甲に乗せて持ち上げて見たりしている。


「それはジャパニーズ ライスボールで寿司と同じような物だ。決して怪しいものでは無い。何なら目の前で食べても良いよ」と説明すると


「OH~Sushi ~」と理解してもらえた。
奈良漬はジャパニーズ ピックルで納得してもらったが、中山式快癒器が怪しいらしい。


顔の濃い方の男性係り員が
「What is This?」と言うので
「この上に寝て背中のポイントを押すのだ」と言うと
「Oh No~それは痛いだろう、なんでそんな痛い事するのだ」と聞いてくる。


余計なお世話だと思ったが飛行機の搭乗時間が迫っていたので。
「オリエンタル ヘルスはミステリアスなのだ」と言ったら変に納得してくれた。


ベガスに帰ってきて早速、この快癒器を使っているが確かにミステリアスな健康器具である。
次回の手荷物には理解不可能な物は入れないようにしよう。