砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

寒い冬

「今年の冬は寒い!」と日本の友人が言うのを聞くと、何か申し訳ない気持ちになる。
ラスベガスは暖冬で、昼は半袖で良いぐらい暖かい。
福岡、築地から鮮魚が届くので日本の気候は常に見ているが寒波で大変な様子だ。
冬は寒く厳しい季節ではあるが、やがて春が来て桜の花を咲かすには、寒い冬が必要だそうだ。
日経電子版から抜粋してみた。


森羅万象博士より 桜は花が散ってから数カ月たつと、すぐに次の年に花を咲かせる準備を始めるんだ。7~8月には葉っぱの付け根に花芽(はなめ)という小さな芽ができ、秋にはいつでも咲ける準備が整っている。


 でも、冬は寒いから咲くのをがまんしている。花芽のままで眠りにつき、秋に葉が落ちたあとに冬の寒い空気にさらされると、徐々に眠りから目覚めていく。その後、気温がだんだんと高くなると、花芽が大きくなって花が咲くんだ。それがちょうど春というわけなんだね。桜が咲くには春の暖かさだけでなく、冬の寒さも必要ということなんだ。
          〈博士が子供の質問に答える口調です〉


『寒い冬を通過して花を咲かせるスイッチが入る』
なんか、人の生き方も同じで、寒い冬のような経験を通してスイッチが入る場合がある。


私事で恐縮ですが、オジサンの息子達は高校まで全く学業がダメで、このままではマズイと思い、高校を卒業してから1年間 教会のYOUTH SERVICE のボランティアに行かせた。


長男はカリブ海のセントルシア、次男は南米のペルーだったが、そこで小学校や病院を作るボランティアだ。
どちらかと言えば貧しいエリアなので、日本やアメリカの生活が如何に恵まれたものなのか痛感したようで、様々な苦労を経験して日常の生活への感謝を理解したらしい。
また肉体労働を通して汗し涙する現地の人達との触れ合い、様々な本では得られない経験を通し、また雄大な自然を通して自分を見つめる事が出来たようだ。


「このままではいけない、自分は変わらなければならない」と強く感じ、1年過ぎて帰ってきたら人が変わったように勉強し始めた。


高校まであんなに「勉強しろ!」と叱っても全くしなかった勉強を「やりすぎじゃない?」と思うほど自発的に勉強するようになった。スイッチが入ったのだろう。


女の子は親や先生の言う事を素直に聞いて勉強するタイプが多いが、男の子は本人のやる気のスイッチが入らないとやらないケースが多い。
難しいのは、そのスイッチが何処にあるのか親にも本人にもなかなか分からない事だ。


『可愛い子には旅をさせろ』と言うが、冬の厳しさを経験させ、本人の心のスイッチを見つけさせるのも教育かもしれない。


長男は目標だった学部に入り、もうすぐ卒業まで漕ぎつけた。
厳しい冬の勉強期間は痩せていたが、どうも最近は春が来て少しポッチャリしてしまった。次はダイエットのスイッチを探さないといけないような。う~ん


寒波の中で頑張られているオジサン達、きっと暖かい春が来ますのでお身体大切にしてこの冬を乗り越えてください。


最後に会社の壁に貼ってある、野菜屋さんからもらったカレンダー。
何時も、心にしみる言葉が書いてあるんだよね~。







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