砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

懐かしのKORAEN TOWN

今日はロスアンジェルス ダウンタウンの北にあるコリアン タウンに行ってきた。
会社の先輩の娘さんがロスで会社勤めを始め、コリアン タウンに住んでいると言うのでオジサンの奥さんの友人が経営しているお店を紹介してあげようと思い、足を運んでみた。


実はオジサンは30年ほど前にこのコリアン タウンに住んでいた事がある。
1992年の春に起こったロサンジェルス暴動の時にもここに住んでいた。
ロドニーキング事件から発するこの暴動はコリアンタウンで特にひどく、暴徒化した人々が韓国人の店を中心に襲撃した。町は焼き討ちの黒煙と銃声に包まれた。


当時オジサンはインターナショナル スチューデントの寮長をやっていたのだが、ノルウェー人で国連軍の曹長をやっていたB君が「夜に屋上に上ってみよう」と言うので5人ぐらいで屋上から町を見るとあちらこちらで火災が起き銃弾が飛び交っていた。
彼が言うには銃弾が空気を切る音で近いか遠いかを見極めるそうだ。
「ピュン、ピュンと聞こえるのは頭上何メートルでまだ遠い」、「シュー、シューと空気を切る音はダイブ近い」と解説している。そのうち「この音はかなり近いからヤバイ!家の中に入ろう!」となった。その日は外出禁止で、2日ほどして食糧が切れたので昼に近くの韓国マーケットに買い出しに行ったが、お店の屋根の上からマシンガンやら重機関銃まで持ち出した韓国軍経験者達に店は守られていた。
こんなことがアメリカで起こるとは夢にも思わなかった。


今日は奥様とその時住んでいた学生寮の前を通り、懐かしい街並みを見ながらその時の事を思い出していた。


さてお店の名前は「HAUS BY COFFE HUNTER」大変おしゃれな店だった。

娘さんの住んでるところから歩いて15分、喜んでもらえたので良かった。


ブルゴギ フライドライスやキムチの入った物など面白いメニューがあり、味も美味しかった。ケーキも絶品。


コリアンタウンは平穏かつ美味しくて良かった。

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