砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

ZIION(聖域)

ラスベガスからのツアーで有名なのがグランド キャニオンだが、
ザイオン国立公園も忘れては困る。隣のユタ州に属している。
古代ヘブル語で「神の丘」「聖域」を意味するだけあって、極めて神秘的な雰囲気を持つエリアだ。(ザイオンはシオンの英語読み)
グランドキャニオンが上から下を見下ろすのに対して、ザイオンは下から上を見上げる景色となる。


いくつかのコースがあるが、オジサンたちはナローズを選んだ。
川の横をさかのぼって行くのだが、だんだん狭くなって最後には川の中をジャブジャブと入ってゆくコース。

だんだん狭くなってゆくのでナロウズである。

この岩は3000年前(?)の水が岩を通してしたたり落ちてくるそうだ。
(もしかしたら聞き違いかもしれないが、そうした説明だった。)

グランドキャニオンと同じく、ラスベガスから車で2時間半ぐらいで行ける。

山や岩が聖書にちなんだ名が多い。8000年前にアメリカ原住民が住んでいたが
1858年にモルモン教徒に発見され定住したようだ。


川の横をひたすら歩く。

ここにいるリスが凄い!!
グットタイミングで撮った写真ではない。
カメラを向けると自分から近寄って来てポーズを作ってくれるのだ。
どこかのサーカス団から逃げて来たのか⁉
「オジサン!かわいいポーズ作って写真撮らせてあげるから、何かチョウダイヨ⁉」
と言う事だ。でも横に「食べ物をあげないでください」と書いてある(諸行無常だ)。


野生の動物にエサをあげてしまうと、自力で生きて行く力を失くしてしまうからダメだそうだ。
リスはまるでアイドルの様に愛想を振りまきながらボーズを取る。
「や、役者じゃの~う」とオジサンは感心した。
このリスに限っては、何があっても自力で生きて行ける役者魂を持っている。
しかし、罰金を恐れる旅行者はエサをあげる事なく、リスの努力は空しく続くのだった。



20分こうしている。いい加減あきらめてエサ探してきなさい!

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