砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

オジサン危機一髪!

今日は日曜日、ゆっくりと朝を迎えた。時計を見たら7時だ。
いつも夜中の3時に起きているので満ち足りた朝だ。人生はこうでなくてはいけない。


今日は日曜なのにニュヨーク本部から特別な営業ミーテングをやるのでインターネットで参加するようにと連絡が入った。
2時間かかると言うので、声だけ出て、あとはお釈迦様の涅槃のポーズにしようとしたが顔も映るらしい、残念。


奥様は「それじゃ~昨日、友人に超美味しいスパゲッテーの作り方を教わったので、ミーテング中作ってあげる」とおしゃられ、
朝から近くのスーパーに二人で買い物(昨日から買い物ばかりのような)に行った。


私のミーテングが終わっても超美味しいスパゲッテーを作られている、約4時間もだ。


奥様によれば、このお友達は料理道を極めている方で、ビーフシチューは一日がかりで作られるそうだ。


何でも旦那様がシリア系アメリカ人のお金持ちの出でして、食事は素材からと言う主義、冷凍食品とか、インスタントの物は一切使わない。
チョットやりすぎと思うのだが、丹精込めて作られのでナルホド味に深みがある。


奥様は、この友人から教えて頂いたレシピで超美味しいスパゲッテーをオジサンの為に作ってくれたのです。これは愛である。
確かに、超美味しかった!ベガスに帰るので弁当にして持ってきた。


奥様には、この「料理道の指南」の友人と、
4分クッキングを得意とする「手抜き料理の女王」なる友人もいる。
「〷さん、私が4分で作れる手抜きの仕方を教えてあげましょう~」と言うそうである。
(たぶん冷凍物のアレンジ)


オジサンとしては料理に4時間も掛けたら大変なので、40分ぐらいで十分であるが、
身体がきつい時は4分クッキングの手抜きでもいいと思っている。しかし毎回は嫌である。7対3ぐらいの比率かな⁉


料理と言うのは不思議なもので長い時間かけて作っても、食べるのは一瞬ではあるが、
心に残る料理がある。


昔、母が作ってくれた料理の味は暖かな思い出としてズート、心に残っている。
特に家庭料理は物を食べるだけでは無いと思う。


さて、ラスベガスに行かなければならない


運転中に聞く音楽をダウンロードしておいた。ほとんどが、昭和の懐メロである。
美空ひばり、岩崎宏美、ピンクレディー、百恵ちゃんにアニソンの水木一郎などなど。
やはり、昭和の歌はオジサンによく合う。


ノリノリで車を走らせた。平均82マイル、132キロのスピードだ。
1時間半ほど運転してビクタービルの町を過ぎた時、ガソリンがほぼ無い事に気づいた。


ガ~ン!!


プリウスのガスメータがウルトラマンのカラータイマーの様に点滅しているのである。


次のガソリンスタンドがあるバーストまで32マイル(約51キロ)である。
それまでは砂漠、何も無い!


オジサン危機一髪である。


普段はビクタービルでガスを入れるのだが、昭和の音楽にノリノリすぎた。
ピンクレディーが良くなかったか⁉ いや水木一郎のタイガーマスクの歌か⁉


オジサンの顔にちびまる子ちゃんのような縦線がサーと入った(同郷の出身です)
頭の中で「わたしバカよね~おバカさんよね~」と細川きよしの歌がひびいた。


オジサンはどのくらいまでガスが持つのかを激しく計算した。
この砂漠の中で車が止まればおしまいである。野垂れ死にだ。


まず、すべてのガスをエンジンだけに使うため暖房を切り、音楽を止め、ヘッドライトも消した。
車の速度も、ガスをあまり食わない60マイルまで下げてアクセルは軽くふかすだけ、
後はプリウスの燃費力に賭けるのみだ。


昔テレビで見た爆撃機の映画を思い出した。
被弾したガスタンクから燃料が漏れたため、基地に着くまで重い物を捨てて、プロペラが止まらないように無駄な物を捨てて行くのだ。


緊張のあまりトイレにも行きたくなった。


膀胱炎は治ったが、オジサンの膀胱力は弱っている。二つ目の危機が襲ったのである。
(話が見えない方は12/6のブログ 菌は危険 PART 2を参照してください)


後は祈るだけである。
「プリウス君 頑張れ!止まってはいけない! 膀胱もがんばれ!」


そして、バーストの町が見えてきた。


あたかも難破した船が、島影を見たような感動である!


何とかガソリンスタンドになだれ込み、2つの問題を解決した。


危機は去ったのであった。


よく頑張ったプリウス君には普段はレギュラーだが、御褒美にハイオクのガソリンを入れてあげた。


オジサンも御褒美にトイレの横にあった宝くじを買った。
当たったら191ミリオンである。


晴れ晴れとガソリンスタンドを出る時には、きれいな夕日がオジサンとプリウスを温かく祝福するかのように照らしていた。



オジサンは、また宝くじが当たった時の夢を見て、夕日の中をニタニタしながら車を走らせるのであった。
(話が見えない方は11/27のブログ ヘッドライト、テイルライトを参照してください)

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。