砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

Made in TSUBAME (燕)

オジサンはテレビはあまり見る方では無いが、周りから「良かったぞ」と言われた物は一応チェックするようにしている。
池井戸潤氏の作品はどれも良かったので、「下町ロケットーゴースト」も面白いか評価を求めた。
テレビ通の奥さんに尋ねてみると「アタシャああゆうのは肩がコルので見ないよ」と返って来た。
奥さんはお笑いとサスペンスが好きなのだ。
最近はカンブリア宮殿やガイヤの夜明けなどの硬い物も見ているらしい。


昨日はNHKスペシャルでやっていた内容を話してくれた。
日本で英語の堪能なタクシーのオジサンが外国人に大好評で、チップなども貰って商売繁盛と言う事だ。
「あなたも将来試してみたら意外と合ってるかもよ!」とおしゃられる。
欧米人相手に英語で明るく楽しくお相手をすれば良いなら、意外と適職かもしれない。
ストレスも今よりは無さそうだ。


確かに陸王も下町ロケットも、リラックスしてみると言うより、力が入ってしまうドラマだ。
中小企業が舞台で業界大手の嫌がらせや妨害を受けながらも諦めず、訴訟問題を乗り越えながら一致団結して勝利を勝ち取る。
ストーリーの多くがドンデン返しと逆転勝利だ。


業種は違うが、どうもオジサン達の会社と状況があまりにも似ていて他人事とは思え無い。
だんだんのめり込んで、力が入ってしまう訳だ。


この前の日曜日に3話纏めてドラマを見てしまった。


ストーリーも面白いが、それとは別にロケ地である新潟燕市の田園風景が嬉しかった。


燕市はオジサンが学生の頃に旅した事がある。
三条市、燕市、長岡、小千谷と想い出が蘇る。


燕市はそれぞれの家で小さな作業場があり、中で機械を回しながらスプーンやナイフなどの洋食器を作っていた。
他では見慣れない風景だったので珍しくて良く覚えている。


あの美しい田園風景も微かに覚えがある。、田園風景は日本人の原風景の一つだと思う。
オジサンも子供の頃は家族総出で田植えに出たものだ。
あぜ道、稲穂の香り、稲刈りの作業などが懐かしく思い出される。


もう故郷に帰っても、田んぼはほとんど見られなくなってしまった。
また、一面の稲穂を見に燕市に行ってみたいものだ。


そんな事思いながら日系マーケットに行ったら、洋食器のフォークやスプーンにMade in TSUBAMEと書いてあった。


燕がオジサンを呼んでいる。

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