ニセモノ商品
ネット ショッピングは気を付けないと偽物をつかまされる事もある。
10年ほど前に奥様の誕生日か何かの記念日に、テファニーのハート型ペンダントを買った事がある。
先ずパサデナのテファニーに行ったが「何でこんなのがこんなプライスなんだ!」と思わず口に出すところであった。(出しても日本語なので理解できないだろうが)
そこでネットで調べると半額以下で出ている。(アマゾンでは無いです)
写真で見たところ同じに様に見えるので、物は試しとオーダーしてみた。
一週間程して見慣れたような見慣れないような文字が書かれた小包が届いた。
全ては漢字で書かれたパッケージをよく見てみると「中華人民共和国」と書いてある。???
開けてみると確かにテファニーのネックレスだ。
はじめは「テファニーも中国に工場があるのか」と思ったが、どうもニセモノポイ。
アルファベットが一字でも違えばまだしも全く同じだと識別は無理だ。
今、アメリカは中国に「知的財産権」も貿易戦争の論議の一つになっているが当然かなと思う。
世界第2位の経済大国がすることでは無い。
昔、子供の頃に田舎に駄菓子屋という物があった。
色んな種類のポンクジがあり、「当たり」「ハズレ」のむなしいギャンブルになけなしのお小遣いをはたいていた。
その駄菓子屋に並んでいる駄菓子も今思えば随分怪しい商品ばかりであった。
コカコーラ社の「ファンタ」ではなく「ハンター」だったり(ビンの形は同じ)、ミルキーのニセモノで「ミルピー」なるキャンディーとか。
「ミルキーはママの味」がキャッチ フレーズが「ミルピーはモモの味」になっている。
田舎の老人がゲートボールで着ているスポーツジャケットが3本線ではなく2本線なのでアデダスの新商品かなと思えばアデオスと書いてある。
「アデオス アミーゴ~」南米か!ちゅ~の。
まあ、田舎の洋服店に売っているまがいモノや、駄菓子屋の駄菓子なら笑って許せるが、国家ぐるみでニセモノ作戦をやられるのは困ったものだ。
何かの記事で読んだが、中国のアミューズメント パークが凄いらしい。
ディズニーのキャラらしきニセモノがイッパイいる。ドラえもんらしきモノ、キッテーらしきモノなどニセモノ天国だ。
いっその事、開き直ってニセモノ大ランドにしたら許してもらえるかもしれない。
ディズニーランドでは無く、ネズミーランドも良いかな。