砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

マザーズデイに想う。

今日は床屋に行って髪を切ってきた。
短くすると白髪が良く目立つようになった。
問題なのは右側に白髪が集中しているのでアンバランスに見える。


60を超えているのでロマンスグレイでもオッケーなのだが半分だけ白髪だと手塚治虫の「ブラックジャック」になってしまう。
毛染めしなければならないと思いながらも買うのを忘れたので、今週はブラックジャックで行くしかないかな。


オジサンは頭のてっぺんから見ると髪の毛が薄く見える。
「禿げるんじゃないの」と言われたりしたが、そうでもなさそうだ。
そう見えるのは仕方が無い事で、実はツムジが3つある。
2つでも変なのに3つあるので大変である。日本人の3%しかいないそうだ。


中学生の時に友人が「ツムジは神様が人間を作る時にうまく行ったらツムジが1つ、やり直したら2つ」と言っていた。
「じゃあ、ツムジ3つはどうだ?」と聞くと。
「なかなか、うまく作れなかったから何度もやり直したじゃないの」と言われた。
小学、中学、高校とほとんど勉強しない、お馬鹿さんだったので変に納得してしまった。


ついでに出ベソである。
子供の時の喧嘩で「おまえの母ちゃん出ベソ!」という言葉がよくあったが、よくよく考えてみると何でそれが相手を攻撃する言葉になりえるのかが疑問だ。


オジサンは子供の頃、そう言われると「出ベソはオレだ!」と言って見せていた。
攻撃の言葉が外されて、喧嘩していた奴も「お~本当だ!」感心して見ていた。
勝ったような気分になった。
へそは後天的に産婆さんの腕の問題だが、ツムジは先天的な問題なので文句を言うつもりはない。
少々頭の毛が纏まり難い以外に支障も無いので気にしない。


へそは母との命のつながりを示すモノなので出ベソと言えども大切なモノだ。


「母の日」はアメリカから始まっているのでココでも重要な記念日だ。
静岡の母にもカードと家族写真を送った。


高齢なので食べ物や物品は必要ないだろうし、一番うれしいのは子供や孫が元気にしている姿だろうとオジサンも親になってみて思う。
オジサンは勉強はまるでダメ男だったので親には随分苦労を掛けた。


小学生の時は3人兄弟の2番目だったが、オジサンだけに宿題を母が付いて教えてくれていた。通信簿が1、2、1、2のアヒルの体操だったのでスパルタが必要に思ったのだろう。


中学生の時、部活で初めて東京に行く時に「オマエはいつもボーとしているから、迷子になったり財布を落とすかもしれない」といって学生服のズボンの裏側に1万円札を縫い付けてくれていた。
修学旅行の時もコレをやっていたので友達にバレて笑われたこともある。


「お母ちゃん、学校のみんなと行動するから迷子にならないよ!大丈夫だ!」とは言ってやめてもらった。
しかし、大阪万博に学校で行った時、見事に迷子になり母の正しさが証明された事となった。(偶然校長に発見されて無事帰ってこられた)


先回、静岡の実家に帰った時、奥様にオジサンの小学校の時のアルバムを見せたら「お母さん、本当に大変だっただろうね~」としみじみと言っていたが、自分でもそう思った。


そんなオジサンだったので27歳の時にアメリカに行くと言った時はビックリしたであろうと思う。
まだ、今ほどには海外の行き来が無い時期だった。


「男子として生まれたからには,志を持って行く」と手紙を書いて母に渡すと、「男が決めたのだから反対はしないけど、本当に食っていけるのかい」と心配してくれたが、それ以上は反対しなかった。
いつも突拍子も無い事をする子なので馴れたのかもしれない。


今はオジサンも家族を持ち、子供達も無事成長して食べて行けているので安心してくれっていると思う。
今年も11月の母の誕生日の前あたりに帰省する予定であるが、その日を楽しみにしている。
先ほど、LAの奥様に電話で「マザーズデイは子供達から何かあったか?」と聞くと
「ハピーマザーズデイのカードと2人でマサージをしてもらった」と言っていた。
かなり安くすませたなと思ったが、次に来るファーザーズデイはさほど期待しない方がよさそうだ。

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