七つの社会的大罪
理念なき政治 (Politics without Principle)
労働なき富 (Wealth without Work)
良心なき快楽 (Pleasure without Conscience)
人格なき学識 (Knowledge without Character)
道徳なき商業 (Commerce without Morality)
人間性なき科学 (Science without Humanity)
献身なき信仰 (Worship without Sacrifice)
ガンジーの「七つの社会的大罪」をフェースブックで見つけたのでシェアーしたところ長男が『いいね』をして来た。
日本語の日常会話ぐらいは出来ると思ったが、漢字を意外と読めるんだと感心した。(日本語だけの名言だったので)
ガンジーの名言の一つである。
ややもするとこうした名言を自らの戒めとするのではなく、他者に対する批判、政治、社会批判に向けようとする方達が少なからずいる。
聖書やブッタの教え、また様々な名言にしても、まずは自らに律し、人格形成の為に使うべきであろう。
オジサンも「労働なき富」と言う聞こえのよい誘惑に弱いかもしれない。
ここにある政治、富、快楽、学識、ビジネス、科学、信仰は私達の生活に密接に関連する事項であるから、一つ一つをしっかり見つめ直す事は大切だ。
あえてオジサンが付け足すとすれば
公正なきマスメディアかな。
第四権力と呼ばれるメディアは政治、社会の歪みを正す力にもなれば、「フェイク ニュース」で世を惑わすモノになる場合もある。
人か書いている物だから間違えもあるだろうが、社会的影響が大きいだけに、そこに良心、人格、道徳に加え公正さが必要になる。
最近は新聞、テレビ離れが進みネットで情報を拾うようになったので、前よりバランスが取れるようになったかなと思う。
いずれにせよ10年後には新聞は将来無くなる物の一つに数えられている。
オジサンはMSNニュースをよく見るが、朝日、毎日、産経、読売など左派、右派各社入り乱れて記事を見る事が出来るので便利だ。
実はオジサンの家はテレビを見ない。
テレビはリビングにあるが息子達は中学生から見ていない。
もっぱらインターネットだ。
トランプ大統領に対しても色々な評価があるが、噂のレベルでは無く政治的実績に評価を置いているようだ。
社会学者マックスウエーバーが政治権力を握る者に必要なエートス(倫理感)を言及している。
そうしたエートス(倫理感)を世の指導者が発揮して下さる事を期待するオジサンでした。