砂漠の徒然草のブログ

ネバダで単身赴任、心の泉を求めて彷徨うワタシ。

そこに愛はあるのか!

ミッション ステートメント

2ヵ月前にオジサンの会社で全米の年次総会があったが、ゲストスピーカーとしてクリント イーストウッド..?......に似たような名前の先生が来られた。
先祖の中には3人の大統領を輩出した血統があるそうです。


イーストウッド先生は会社のミッション ステートメントの重要性について語られた。
ネーテブの英語は65%ぐらいしか理解できなかったが、面白かったのは合衆国憲法の話であった。


細かい事は覚えてないが、国の憲法は企業で言うミッション ステートメントにあたり、その国の「核」であり、その形を作る。


米国合衆国憲法 前文
われら合衆国の人民は、より完全な連邦を形成し、正義を樹立し、国内の平穏を保障し、共同の防衛に備え、一般の福祉を増進し、われらとわれらの子孫の上に自由のもたらす恵沢を確保する目的をもって、アメリカ合衆国のために、この憲法を制定する。


「我々の子孫の上に自由のもたらす恵沢を確保する目的」の理念から国はズレてはならないのです。


諸事情の遠因はあるが南北戦争も本質的にはこのズレを正す戦いであったし、キング牧師の公民権運動も憲法が述べる「自由のもたらす恵沢」からのズレを正しすものであった。


会社組織も同じで会社のミッション ステートメントからズレはじめてた時に危機が訪れるとの事であった。


ミッション(mission)とは、企業と従業員が共有すべき価値観や果たすべき社会的使命などを意味する。
従来の「経営理念」や「社是・社訓」がこれにあたり、そうした自社の根本原則をより具体化し、行動にする指針・方針として明文化したものを「ミッションステートメント」というそうだ。


なるほど、なるほど。


幾つかの企業のミッション ステートメントを調べたが、どれもこれも素晴らしいものだった。
色々と有名企業を調べたが、中でもトヨタのミッション ステートメントが分かり易かった。


  1. 内外の法およびその精神を遵守し、オープンでフェアな企業活動を通じて、国際社会から信頼される企業市民をめざす
  2. 各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する
  3. クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む
  4. 様々な分野での最先端技術の研究と開発に努め、世界中のお客様のご要望にお応えする魅力あふれる商品・サービスを提供する
  5. 労使相互信頼・責任を基本に、個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める企業風土をつくる
  6. グローバルで革新的な経営により、社会との調和ある成長をめざす
  7. 開かれた取引関係を基本に、互いに研究と創造に努め、長期安定的な成長と共存共栄を実現する

この上記の経営理念が作られるまで、創業以来のトヨタ経営の「核」となってきたモノは豊田佐吉の遺訓としてまとめられて、1935年10月30日に世に出した「豊田綱領」です。

http://www.toyota.co.jp/jpn/company/vision/philosophy/


オジサンは今使われているより、昔の豊田綱領の方が分かり易くて好きだ。
創業者の理念が、まさに企業のDNAとして受け継がれていると言えよう。


しかし、非の打ち所がないミッション ステートメントを持ちながらも経営不振に陥ったGM(ゼネラルモータース)の様なケースもある。


ドラッカーが「どれだけ素晴らしいプランであっても実行されなければ単なる良き意図であるにすぎない」と言われている様に、壁に飾っているだけなら意味がない。


最近では企業のみならず、個人的なミッション ステートメントを作る事を勧めているという。自らの価値観や原則を明確にして、人生の構成図を作ると言うわけだ。


個人のみならず、家庭単位でもミッション ステートメントが必要かもしれない。
昔は家に掛け軸などにそういったものが書かれて客間に飾ってあった。
オジサンの実家にも確か「終始一貫」と書かれた掛け軸があったような気がする。


オジサンはこの「豊田綱領」をそのまま家庭的ミッションステートメントとして、子供たちの教育に使っても良いではないかと思っている。


息子達は機械工学やコンピューター サイエンスなどの技術屋の道を歩もうとしているので、あの世界のトヨタの理念の核に「神仏を崇拝し、報恩感謝の生活をなすべし」という内容があるのは驚きではないだろうか。


しいて言えば、ついでに「部屋の掃除、片付け」と「老父母(オジサン達夫婦)を大切にする」を付け加えるともっと良いかな。

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